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署長自殺 不祥事隠蔽が動機か8月21日 23時9分
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新潟県の胎内警察署の署長が20日夜、胎内市の公園で自殺した問題で、新潟県警察本部は署長が機動捜査隊長だったときの部下が一時、警察手帳をなくした際、口止めをして隠蔽しようとした疑いなどで事情を聴いていたことを明らかにし、自殺の動機ではないかとみて調べています。
新潟県の胎内警察署の矢作義信署長(53)は20日、胎内市の公園で首をつって自殺を図り、その後、搬送先の病院で死亡しました。
新潟県警察本部は、署長が機動捜査隊長を務めていた去年12月、当時の部下だった49歳の巡査部長が警察手帳を一時、なくした際、本人や手帳を捜した部下たちに口止めをするなどして隠蔽しようとした疑いがあり、事情を聴いていたことを明らかにしました。
また、勤務手当を不正に受け取っていた別の部下について、監督責任も問われていたということです。
署長が署員に宛てた遺書には、「手帳の紛失問題に関与した」などと書かれていたということで、新潟県警は自殺の動機ではないかとみて調べています。
この問題に関連して、新潟県警は署長の当時の上司や警察手帳を一時、なくした部下など3人を本部長訓戒に、勤務手当を不正に受け取っていた49歳の警部を減給の処分にしました。
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