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テニアン島で日米が上陸訓練へ8月21日 15時2分
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陸上自衛隊は、沖縄のアメリカ海兵隊と、離島が攻撃された場合を想定した上陸訓練を、西太平洋のテニアン島などで初めて行うことになり、現地に向かうため、21日、沖縄県の基地で、アメリカ海軍の艦艇に乗り込みました。
訓練には、陸上自衛隊で九州・沖縄を担当する西部方面隊のおよそ40人が参加します。
隊員たちは、沖縄の海兵隊員と共に、21日昼ごろ、沖縄県うるま市のアメリカ軍基地「ホワイト・ビーチ」で、アメリカ海軍の強襲揚陸艦、「ボノム・リシャール」(4万500トン)と、揚陸艦「トーテュガ」(およそ1万6000トン)の2隻に乗り込みました。
基地では、甲板に、車両やコンテナが積み込まれたり、強襲揚陸艦が、エアクッション揚陸艇を収容したりするなど出港の準備が行われていました。
2隻は数日後に出港し、陸上自衛隊の部隊は、およそ2000キロ離れた西太平洋のテニアン島やグアム島で、海兵隊と共同で、ボートやヘリコプターを使った上陸訓練を行うことにしています。
陸上自衛隊が、沖縄の海兵隊とテニアン島などで上陸訓練を行うのは初めてで、中国が活動を活発化させているアジア太平洋地域で、日米の連携を示そうというねらいもあるとみられます。
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