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【社会】

脱法ハーブ吸い交通事故 愛知県警、道交法違反で初摘発

2012年8月20日 21時30分

 幻覚症状などを引き起こす「脱法ハーブ」を吸って自動車を運転し事故を起こしたとして、愛知県警交通指導課と名古屋・中署は20日、道交法違反(過労運転など)の疑いで名古屋市内の男2人を逮捕、送検したと発表した。送検は17日。

 県警によれば、脱法ハーブを吸引した状態での自動車運転の摘発は県内で初めて。

 逮捕されたのは名古屋市中川区春田、会社員高橋克幸(33)と同市南区元塩町、会社員岡田啓助(24)の両容疑者。県警によると、それぞれ5月下旬と6月中旬、脱法ハーブを吸って同市中区の路上で自動車を運転し、ほかの車にぶつかるなどの事故を起こしたとされる。

 道交法は過労や病気、薬物の影響で、正常な運転ができない恐れのある状態での運転を禁じている。2人は事故当時、興奮状態で意識がもうろうとしており、県警は同法違反の適用に踏み切った。

 県警への取材では、2人は事故直前、中区大須にある同じ店舗でハーブを購入。ハーブから、薬事法の指定薬物として7月に規制対象となった物質「AM1220」が検出された。吸えば幻覚や幻聴が起こり、大麻を上回る薬理作用があるという。

 (中日新聞)

 

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