たばこ、高付加価値製品投入へ JT社長、愛好者つなぎ留め日本たばこ産業(JT)の小泉光臣社長は21日までに共同通信のインタビューに応じ、主力のたばこ事業について、香りが良いなど付加価値のある製品を投入する方針を明らかにした。健康志向から、たばこの販売が減少する中、商品の質を高めることで、たばこの愛好者をつなぎ留めるのが狙い。 小泉社長は、たばこの「マイルドセブン」を「メビウス」に名称変更したことについて、「単なる値上げではなく、付加価値がある商品に進化させるための宣言だ」と強調。その上で「経済成長に伴って吸うたばこの量は減るが、値段が高くてもおいしいものにシフトする」と指摘した。 【共同通信】
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