トヨタ

更新日:2012年08月21日

イタリア車のようなカローラ!? トヨタ オーリス

トヨタのオーリスが、フルモデルチェンジして登場。「スポーツハッチバック」という新しいコンセプトに基づき、内外装のデザインや走行性能に、かなりのこだわりを見せている。

オーリスがフルモデルチェンジして登場

オーリスというモデル、欧州市場では『カローラ』として販売される。日本で売っているカローラだと、VWゴルフに代表される『Cセグメント』のライバル車と勝負できないからだ。逆に欧州仕様のカローラを日本でもカローラとして売ったら、後述の通り価格的に厳しい。
デザイン開発全体のテーマは「スマートダイナミズム」としたという新型オーリス

デザイン開発全体のテーマは「スマートダイナミズム」としたという新型オーリス


なんせスペックを見ていただければわかる通り、カローラより完全に一回り大きいのだ。搭載されるエンジンは1.5リッター以上だし、車重だって10%も重い。そもそも日本のカローラだと絶対必要な4ドアセダンがありません。というワケでオーリスは基本的に欧州市場を重視して開発されている。

ボディサイズだけでなく、走りに対するこだわりも違う。カローラはアクセル全開で走ることなど想定していない。40km~120km/hくらいまでの安定性や快適性を重視してます。かたやオーリスは200km/hでの安定性まで考えている。だからこそ先代オーリスの乗り心地は堅かった。

残念ながら先代の欧州仕様サスペンションは日本のユーザーに受け入れられず、マイナーチェンジで普通のふにゃふにゃの日本車となってしまう。新型オーロスがどうなっているかについては試乗会でチェックしてみたいが、個人的には欧州車のようにガッシリした走りを期待してます。
インストルメントパネルを横基調とし、広がり感を 強調している

インストルメントパネルを横基調とし、広がり感を 強調している



1 2
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

国沢 光宏

各種自動車専門誌で、新車記事とインプレッションを広く深く掘り下げ多数執筆。

続きを読む

新車にこだわらず、中古車に目を向ければ、欲しかったアノ名車や輸入車を手にすることも夢ではない。そのことを実証すべく、中古車選びのプロが100万円以下&200万円以下という価格帯で12車種をピックアップ。コスト感は国産のミニバンやエコカーと同等。だが、それらでは得ることが難しい、所有することにヨロコビを、走ることの楽しさを感じさせてくれる“趣味車”を選りすぐってご紹介しよう。

自動車カタログ

車名、ブランド、ボディタイプから気になるクルマを検索! 詳細スペックとともにガイドの関連記事もチェックできます

メンズスタイル関連ユーザ投稿

メルマガ登録

【車・バイクメルマガ】ForM世代が気になる車・バイク情報を、新車インプレッションを中心にレポートします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

厳選!デパートスイーツ30

男性向け

オドロキ価格の“趣味車”15選

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?