| フィナーレで「アリラン」を 合唱する参加者たち |
技術や芸能畑をはじめとする様々な分野で活躍する韓・日両国の職能人による「日韓職能文化交流会東京大会」(主催、韓日職能文化交流会・日韓文化交流会)が、薩摩焼宗家14代の沈寿官さんを実行委員長に21日、東京の日比谷公会堂で開かれた。
参加者は韓国側から400人、日本側から1600人余りの合わせて2千人以上にのぼった。韓国側から趙世衡駐日大使、日本側から松下忠洋内閣府副長官と自民党の小渕優子議員らの姿も。
同大会は4年前、鹿児島での薩摩焼400周年祭をきっかけに知り合った韓・日両国の草の根市民が「もっと近い韓・日関係になろう」と呼びかけ、全国に広がった。昨年9月、ソウルの世宗文化ホールで開催された第1回職能文化交流会には双方から4千300人が参加した。
今回の「東京大会」では奈良県明日香村の関義清村長、李大淳韓日親善協会中央会副会長、深川由紀子青山学院大学助教授の3人が講演。フィナーレではサッカーW杯の韓日共催の成功を祈って両交流会代表が「アリラン」を合唱した。
(2002.06.26 民団新聞)
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