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ロンドン五輪日本選手団のメダリスト71人が勢ぞろいした凱旋パレードが20日、東京・銀座で行われた。約50万人(主催者発表)の観客が殺到したが、事件・事故・苦情はゼロ。警視庁が2009年の巨人日本一パレードの経験を生かし切った「完封勝利」だった。
最高気温33度を記録した20日。体感気温40度超の熱気の中でも、トラブルや混乱は発生しなかった。約50万人の“観客”は一様に笑顔で、メダリストとの20分間を楽しんだ。
警視庁築地署によると、今回のパレードによる事件、事故はゼロ。現場での苦情は数件あったが、正式に届けられたものはなかった。五輪メダリストが一堂に会する初の試みを何事もなく遂行できた背景には、3年前の巨人の存在があった。
築地署幹部は明かす。「今回のパレードは2009年の巨人日本一パレード以来の雑踏警備。前回の反省や経験が生かされました」。ポイントは大きく分けて3つある。
〈1〉万全な警備態勢 主催の日本オリンピック委員会(JOC)が民間の警備員1050人を配置したが、さらに警視庁は管内に応援を依頼。数百、数千単位で万全の態勢を敷いた。
〈2〉的確な観客誘導 全ての動線に警察官、警備員を配し、混雑地点から比較的すいた場所に誘導。
〈3〉計算された車線規制 スタート1時間前から段階的に周囲の車線を規制。パレード終了直後から徐々に規制を解除。
熱中症だけは 同署関係者は「ジャイアンツとスタート地点は違いますが、中央通りを行くコースは同じだったのでシミュレーションできました。喜んでいただいて何より」と胸をなで下ろした。ただ、さすがに熱中症だけは避けられず。JOCは、計30人が救急車で搬送されたと発表。築地署も3人の患者を東京消防庁に引き渡した。
(2012年8月21日06時02分 スポーツ報知)
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