4-6月期の世界テレビ販売、前年比7.5%減

 米国の市場調査会社ディスプレイサーチが19日までにまとめたところによると、今年4-6月期の全世界のテレビ販売台数は5163万5000台で、前年同期に比べ7.5%減少した。テレビ需要を押し上げると期待されたロンドン五輪が7月末から開催されたが、世界的な不況で、期待していたほどの「五輪特需」はなかったと分析される。

 メーカー別では、サムスン電子がシェア21.6%で1位、LG電子が16.3%で2位をそれぞれキープした。ソニー(7.0%)やパナソニック(5.9%)、東芝(5.5%)など日本企業のシェアは韓国企業を大幅に下回り、3-5位に付けている。韓国企業と日本企業のシェアの開きは、1-3月期の11.2ポイントから4-6月期には13.3ポイントに広がった。

卓相勲(タク・サンフン)記者
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