新潟 胎内警察署長が自殺か

8月21日 5時41分

新潟県の胎内警察署の署長が、２０日夜、胎内市の公園で首をつっている状態で見つかり、その後、死亡しました。
遺書が残されていることなどから、警察は自殺とみて調べていますが、不祥事について署長に事情を聴いていたということで、関連についても捜査しています。

死亡したのは、新潟県の胎内警察署の矢作義信署長（５３）です。
警察によりますと、署長は２０日午後８時すぎ、胎内市の公園で首をつっている状態で見つかり、病院に運ばれましたが、およそ１時間後に死亡したということです。
署長はこの日、ふだんどおり勤務を終えたあと、午後７時半ごろに「自宅を確認してほしい」と警察署に連絡してきたということで、署員が自宅から遺書を見つけたため、署長の行方を探していました。
遺書は、妻と警察署の幹部、それに署員に宛てて合わせて３通あったということで、警察は署長が自殺したものとみて調べています。
また、警察は遺書の内容を明らかにしていませんが、警察内の不祥事について署長から事情を聴いていたということで、死亡との関連についても捜査しています。