【上海時事】「釣魚島(尖閣諸島)から出ていけ」「日本帝国主義を打倒せよ」―。中国各地で反日デモの呼び掛けがあった19日、上海の日本総領事館前でも、複数のグループがシュプレヒコールを上げ、周辺をデモ行進した。
午前11時(日本時間正午)前に抗議活動を始めた約50人は「網商保釣連盟」と書いたそろいのTシャツ。インターネットショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」に出店する個人商店主たちだ。浙江省温州市から来たという男性の代表は「自分たちの家に入って逮捕されるなんて、おかしい」と、尖閣諸島に上陸した香港の活動家らを逮捕した日本の「不当性」をまくしたてた。
参加者によると、前日、浙江省杭州市に集合したグループは宿泊先のホテルで現地警察に杭州での活動をやめるよう説得され、19日朝、上海に転戦。持参した「2013年版」という中国の地図では、日本列島全体を「琉球省」と名付け、「琉球を返せ、中国を統一しよう」と訴えた。