シリア反体制派は、シリア北部のアレッポ近郊で20日、取材中の日本人女性ジャーナリスト・山本美香さんが戦闘に巻き込まれて死亡したと発表しました。
反体制派の発表によりますと、山本さんは20日、アレッポ近郊のスレイマニ地区で政府軍と反体制派の衝突を取材中に戦闘に巻き込まれて死亡しました。トルコ側の街キリスにある病院の医師は、ANNの取材に対し、山本さんの遺体が20日午後に到着したことを明らかにしました。山本さんは20日朝にキリスからシリアに入国し、アレッポに向かった後、連絡が途絶えていたということです。シリア北部では、この1週間ほどで政府軍が航空機や戦車で反体制派が支配する地域の奪還を狙い、攻勢を強めています。