大阪府警が25日に詐欺容疑で取り調べを始めた不動産会社「家のはしら」社長(57)は今月2日、共同通信の取材に応じた。一問一答は次の通り。
―大阪市が詐欺容疑で刑事告訴した。
「100人以上を助けてきたが『なんで助けた』と言わんばかりだ。体の悪い人もいるのに、ほっとけと言うのか」
―貧困ビジネスとの指摘もある。
「路上などで寝るしかなかった貧しい人を助けるためだ。ほかの不動産会社もやっている」
―もうけはあるのか。
「家賃滞納も多く全然もうけにはならない」
―いつ始めたのか。
「昨年8月ごろから部屋の賃貸を始めた。それまでは住宅の建て売りがメーンだった」
―始めた経緯は。
「当初は不動産仲介業者が生活困窮者を連れてきた。仲介手数料が高いので今は自分たちで入居者を集めている」
―待遇に不満を抱く入居者もいるようだ。
「拾ってもらっておいてそれを…失礼ですけど、こじきじゃないですか。大部分の人は感謝している」
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