ソフトバンク情報漏えい:7人が協力 発覚リスクを分散

毎日新聞 2012年08月11日 02時30分

 携帯電話大手ソフトバンクモバイルの顧客情報漏えい事件で、愛知県警に不正競争防止法違反(営業秘密侵害)容疑で再逮捕された探偵業、平田一雄容疑者(36)が05年以降、各地のソフトバンクの販売代理店に計7人の協力者を抱えていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。平田容疑者は「不正が発覚しないよう協力者が複数いたほうがよかった」と供述しているといい、照会を分散させて協力者1人当たりの件数を抑え、社内監査などで不正が発覚するのを免れる狙いだったと県警はみている。

 平田容疑者は03年5月に広島市で探偵会社「総合調査リサーチ24」を設立。捜査関係者によると、05年6月ごろ、以前勤めていた同市内の大手探偵会社の事務員を介し、同市内の代理店の女店長に顧客情報漏えいを持ちかけた。最初は無報酬だったが、07年6月から1件4000円の報酬を渡すようになったという。女店長は、代理店運営会社の同僚だった岡山市の代理店の元店長、横田太佑被告(33)=同法違反で起訴=を平田容疑者に紹介。3人目の協力者として県警は9日、香川県まんのう町にある代理店の元店員、巨海(こみ)美咲容疑者(21)を逮捕した。

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