医師免許取得後、県内の医師不足地域に一定期間赴任する岡山大、広島大の医学部地域枠コースと自治医科大(栃木県下野市)の学生が地域医療について学ぶ「合同セミナーin湯原」が18日、2日間の日程で真庭市で始まった。
医師の地域偏在解消を目指して、今年県庁内に開設した「県地域医療支援センター」が初めて企画。岡山大18人、広島大4人、自治医科大11人の計33人が参加した。
湯原温泉病院(同市下湯原)で自治医科大出身の岡孝一副院長らが施設を案内した後、近くのホテルで井手紘一郎市長、本山雄三・市医師会長、金田病院(同市西原)の金田道弘院長が講演した。
本山会長は小児科と麻酔科の常勤医が不足している真庭市の現状を説明し、赴任を呼び掛けた。金田院長は「医療機関は治療費を払う患者だけでなく、地域に支えられている」と強調した。
岡山大4年山本高史さん(21)は「スタッフから地域を愛する熱意が伝わってきた。同世代の学生の考えも聞けて参考になる」と話していた。
19日はグループ討論を行う。
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