★8ヶ月後の美加さん「生殖器の心配」（かけはしブログ）【1】
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11月 28th, 2011 8ヶ月後の美加さん「生殖器の心配」 （チェルノブイリのかけはしブログ）
【１】
生殖器のこと日比谷公園で、チャリティーマラソンが行われていました。数値はシンチレーションで０．１２~０．１５くらいは軽く出る中で走るのか。皇居ランニングもやめてほしい。
立ち去ろうとしたとき、スモルニコワ先生が毅然と、「ノロさん、あの人たちにストレッチをさせるのをやめるように言って‥」 いよいよ走る前にアスファルトに座ったり、ねそべってストレッチを始めている。
「生殖器が放射能照射を受けている。生殖器を被曝させないように。カウンターを見せたらわかってくれるはず」
「（って、そんなチェルノブイリと違ってこっちは０．１マイクロシーベルト/hを超えていても、平気だと思っているし‥）」とちゅうちょする私に、スモルニコワさんが澄んだ目で、ノロさん！行くのよ！とウインク攻撃をしてきます。 「すみません、ここ、放射能が高いから、直接地べたにすわったりしないほうがいいと思います‥特に男性は生殖器が被ばくしますので」 （すでに女性たちはいなくなっていました）
一人の男性はすぐに立ち上がり、もう一人の男性は茫然としていました。 ごめんね、突然の恐怖に陥れて。しかし、あなたの未来の子供を守るために。 危ないからたちもう一度、たちあがってと言いながら、どれほどの子供たちが学校のグランドで被ばくを強制されているのだろうと、思うと胸が苦しくなってきました。
これが、チェルノブイリ25年の先生の医師としてのしみ込んだ恐怖心だとしたら、私たちが抱えている線引はまだまだ甘い。 たちあがった男性は、まだ自分の頭で考えられず、「そういうことは主催者に言ってください」と言いました。確かに乱暴なふるまいであります。非難されてしかるべきでしょう。 主催者を訪ね歩いていって、現場の責任者らしき人間にたどりついたけれど、「主催者に言っておきます。」どこまで言っても、責任者につきあたらず、まるで、今の日本のようです。
私たちはペットじゃない。適当にエサと給料と平和を保証してもらうことに慣れてそのかわりことを荒立てないこと良い子でいることが当たり前になってしまった。 でも、そっと飼い主のいない間に扉をあけて抜け出してほしい。 自分の頭で、表の世界に飛び出したことがない人が多いです。 あなたの生殖器の話です。原発主催者は守ってくれません。 0175 |