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和毅 世界戦はメキシコ開催?プロモーターの前で完勝

プロボクシング10回戦  亀田和毅 判定 モニコ・ラウレンテ (8月19日  香川県高松市サンメッセ香川)

6回、ラウレンテ(左)に右ストレートを決める亀田和毅
6回、ラウレンテ(左)に右ストレートを決める亀田和毅
Photo By スポニチ

 19日、香川県高松市のサンメッセ香川でプロボクシングの10回戦2試合が行われ、WBC世界バンタム級4位・亀田和毅(21)は、東洋太平洋同級2位モニコ・ラウレンテ(フィリピン)と対戦し、3―0の判定で勝利。世界前哨戦と位置づけた大一番に完勝して、世界挑戦に弾みをつけた。WBC世界スーパーフライ級4位・亀田大毅(23)は、タイのバンタム級2位マイク・タワッチャイに3―0の判定勝ちを収めた。

 超高速ジャブに素早いステップワーク。「スピードキング」と化した和毅が、世界戦前の“最後の砦(とりで)”を難なくクリアした。デビュー25連勝とした和毅は「これで世界は大丈夫やと思う。チャンスがあれば年内にも世界に行きたい」と吠えた。

 完勝だった。上下にジャブを打ち分け、強烈なワンツーでロープにはじき飛ばす。興毅譲りの堅いブロックで相手のパンチをガードし、傷一つない顔でリングを下りた。世界前哨戦には、WBCのホセ・スライマン会長から応援メッセージが届くほど関係者が注目。和毅の世界戦を実現させるべく来日した、メキシコ人プロモーターのペペ・ゴメス氏は「きょうここに世界のスーパースターが誕生した」と太鼓判を押した。

 成長の裏付けがある。目標とする世界戦に向けて、6月から体幹を強化した。試合前、いつもは不安を抱えていた21歳は「リラックスして試合に臨めた」と勝因を挙げた。セコンドからゲキを飛ばした興毅も「今までの中で最高」と絶賛。世界への扉は大きく開かれようとしている。

[ 2012年8月20日 06:00 ]

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