2012年07月26日

高田馬場と霞ヶ関

/ラーメン二郎高田馬場店にてラーメン/すん@霞ヶ関(埼玉県川越市)にて中華そば/

 今日からプチ夏休み、ゆっくり寝ていたいけどそれなりの時間に起きてしまった。
 せっかくの休みを家でダラダラ過ごすことが苦手なので、今月初めに開店したお店に行ってみるかと。
 電車に乗ったときはそのお店と、隣の駅で振られたお店の2軒を考えていましたが、途中で気が変わって。
 代々木上原、原宿、高田馬場、下車。
 神田川を100メートルだけ区切って水浴び場にしていました。
 無料でしたが認知度がイマイチのようです。

 そのまま新目白通りまで行って右手に折れます。
 ラーメン二郎高田馬場店@高田馬場が視界に入ってきたときに腕時計を見ると開店10分前、店先に誰も並んでいない。真夏の平日は流石に並んでないのかと店先まで行って店内を覗くと、満席、、、全員食べてるし、、、恐るべしラーメン二郎。オレはラーメン二郎のコトを何にも分かっちゃいなかった。

 いったんは全店制覇しましたが、高田馬場と品川が移転し、赤羽が開店したので、準全店舗制覇状態。
 まあ、世の中にはラーメン二郎の全店制覇者は1000人の単位でいると思うので、別に自慢でも何でもないけど、自分自身の問題。カウンターだけの4席、5席、2席、券売機で食券を買って外待ちの列に並び直します。

 1人出て来たら1人入る、の3回目に着席、カウンター台にプラ券を置き、ステンレス製のコップを持って店内左手の清水器へ。
 コップをぐっと押しつけるとジャーッと勢いよく水が出て、すぐに一杯になったので溢れる前にコップを手前に引くと水が止まらず。えっ、えー、と押しつけたボタンを手で引っ張って止めました。改めて清水器をよく見ると「水を入れるときは、軽く、ゆっくり、押して下さい」の貼り紙あり、何とも恥ずかしい。

 席に戻ってカウンター台を見ると「ラーメン二郎の掟」が6ヶ条書かれていて、別に難しいことではないけど、まあ、破ってしまいがちです。
 無料トッピングは「やさい、にんにく、からめ、あぶら、とうがらし」の5種類。
 一般的なラーメン二郎の無料トッピングにはとうがらしは無いのですが、卓上に唐辛子が置かれていますし。

 店に着いてから10分ほどでラーメン650円、こんなに早く出てくると待ったウチには入らないですよね。
 美しい、本物は常に美しい。先ずは野菜から、ラーメン二郎としては普通の盛りで、「ヤサイマシマシ」とお願いすることで倍くらいに盛ってもらうこともできます。野菜と言っても殆どがモヤシですので、山が崩れない様にスープで味が付いた辺りから食べます。しばらく野菜を食べていると麺、中太の平打ち麺はまさにワシワシと食べる感じ、この自家製麺が美味しいから二郎に通ってしまうわけで。

 ここでレンゲを用意してあればスープを味わうところですが、ラーメン二郎のスープはドンブリから飲みたい派ですので、そのまま飲まずにおきます。豚は他店と違ってほぐしてあって、スープをよく吸って旨いですねえ。旨い、旨い、と思いながら食べていると、スルッと食べ終わってしまいました。目の前には丼三分の一程度のスープ、この残りスープこそ最高の味にして最悪の毒、毒なれば見過ごすワケにはいかない。飲み干した瞬間にこの世が終わっても構わない意気込みでドンブリを両手持ち上げ、ぐぐっと飲み干しました。あと2日で51歳になるオヤジが無理した瞬間、単なるバカですが、完食、完飲にてご馳走でした。

 重いお腹をさすりながら駅に戻って池袋へ、池袋から東武東上線で急行小川町行きで霞ヶ関へ。
 前回はあまりの大行列に恐れをなし、店主さんに挨拶だけして撤収したすん@霞ヶ関(埼玉県川越市)、ちょうどお昼時で店内満員かと思いました。
 音麺酒家楽々@吉祥寺の店主さんプロデュースのお店で、この地の店員さんにオペレーションを引き継ぐまでは仮店長として厨房に入っています。

 先ずは食券、どこかで見たことがあると思ったら高円寺のお店で使っていたのみたい(実際、そうでした)、ぽちぽちとボタンを押して。
 暑さと満腹ですぐにラーメンは無理、と缶ビール350円。
 しばらく店主さんと談笑しましたが、まだまだ他のお客さんがいらっしゃるので核心には触れずに当たり障りにない話題だけ。

 余裕でテーブルを置けそうなスペースながらカウンターのみ3席と6席の9席
 ビールをほぼ飲んだところでメニューを見てみると、ラーメンとつけ麺、焼きラーメンの三種類。
 こう暑くてはつけ麺以外は無理とは思いながらさっきラーメン二郎を食べたのはどこのどいつだと毒づきながら、やっぱり基本のラーメンを。
 席を立って食券を買い直し、ラーメンの出来上がりを待ちます。

 しばらくして中華そば700円、ラーメンも人間も見た目で8割は決まる。
 引き込まれるような美しい麺相、スープを飲んで思わず目をつぶってしまったほど旨い、なんだこの旨い鶏清湯スープは。鶏肉、鶏ガラの質ではなく量が圧倒していて、産地限定の地鶏の旨さではなくラーメン職人が腕で作り上げた味。麺は三河屋製麺ですがメニュー毎に太さなどを変えていて、中華そばには極細麺、この麺はかなり美味しいとは思うけど、それでもスープに完全に負けている。三河屋製麺の麺がスープに負けたと感じたのはあおば@武蔵境以来、それだけこのスープは旨い。

私にはよく分からないけど、どれだけ凄いスープかは仮店長のブログを読まれて下さい。
 チャーシューは豚と鶏で2種類トッピングされていましたが、全くの脇役。メンマ、青菜、刻みネギ、板海苔、彩りとして必要だけど味としてはスープだけで十分。じっくりと味わって食べたつもりがあっという間に食べ終わってしまってご馳走様でした。しかし、ラーメン不毛地帯のここでこんな素晴らしいラーメンを作っても、、、とは私だけの感想、どこでどんなラーメンを出そうがラーメン屋の自由。三ヶ月位はこのラーメンのスープの凄さは分かってもらえないかも知れないけど、食べ終わって店を出たところで変な後味とか食後感が残らないことに、いずれ気が付くことでしょう。

今度はつけめんを食べに来よう、焼きラーメンも食べたいし。

 駅のマックでクールダウン、お腹を落ち着けながら次のお店をどこにするか思案します。
 今年はこのアイスコーヒーを何杯飲むことになるのか。

 思案した結果、一軒目のダメージが回復していないことを実感、帰ります。
 歳は取りたくないけど、歳を取らないと長生きできない。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
馬場の二郎でKK(完飲完食)はちょっと凄いって言うか
やばいですよ!・・・。

川越にいらしたのですね!ちょっと遠いけど@@;

>中本の店員さんにはほぼ会ったことがありますよ。

前にも書きましたが1度遭遇してますね・・・。
シフトの関係でふらわさんと遭遇し辛いのかもですねb

Posted by at 2012年07月28日 06:08
桜さん

 私にとっての完食は「完全に(全て)食べきること」ですので、スープを残したら完食ではありません。
 元々そういう意味だったのに、途中からスープ以外を食べ切れば完食と表現するようになったのでしょうか。
Posted by ふらわ at 2012年08月03日 08:53
確かにスープ残して完っておかしいですよね・・・。
昔はそうじゃなかったですよね!いつからだろう@@;
Posted by at 2012年08月03日 19:35
桜さん

 マスコミ、っていうか、テレビ番組じゃないかな。
 麺とトッピングだけ食べて「完食でーす!」って声高に番組を盛り上げていたりしますよね。
Posted by ふらわ at 2012年08月05日 10:06
!凄い!

確かにそれかもですb

ラーメンブームがそうさせたのかも!
Posted by at 2012年08月05日 11:06
桜さん

 まあ、あてづっぽうですけど。
Posted by ふらわ at 2012年08月07日 00:55
ぐはw
やられた・・・。
Posted by at 2012年08月07日 22:21
桜さん

 しがないサラリーマンが書いているブログです。
 根拠がないのに堂々と書いてあったり、間違っている思い込みがあったりして、まあ、そんなものですよ。
Posted by ふらわ at 2012年08月09日 11:55
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