棚橋 オカダに激辛通告
2012年08月20日 12時00分
新日本プロレスのIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(35)が16日、来年1・4東京ドーム大会での挑戦権を主張しているG1覇者オカダ・カズチカ(24)に待ったをかけた。棚橋は挑戦権確約の書面化を求めるオカダに対し「1敗でもしたら挑戦権失効」の条件追加を要求。一方で自身はノアの天才児・丸藤正道(32)とのV3戦(9・23神戸ワールド記念ホール)からの名誉回復を誓った。
「1・4で挑戦って、そんな都合のいい話はねえだろ! それなら1回でも負けたら権利はなくなるくらいじゃないと。そのくらいドームのメーンは重いんでね。何より、オレ以上の優遇は許さんということですよ」
真夏の祭典でIWGP戦線は新展開を迎えた。G1を制したオカダが即王座挑戦を拒否し、至宝奪還の舞台を来年1・4ドームに指定したのだ。
激闘の頂点に立ったオカダの挑戦権自体は異論がないとしても、それだけで年間最大興行の主役まで確定するとなると、棚橋も黙ってはいられない。ドームを目指すために下半期もベルトを守り抜く必要がある王者以上の優遇を、認めるわけにはいかないからだ。
とはいえ、棚橋にとっての最優先事項は自身の失地回復となる。9・23神戸大会では丸藤とのV3戦が決定済み。G1公式戦で敗れた借りは、早急に返す必要がある。棚橋は「最大級の屈辱を味わってるわけですから。ただのリベンジじゃ物足りない。とりあえずパンタロンを脱がしてやる」と、よく分からない屈辱葬を予告した。