TBSが10月12日(金)よる10時スタート(初回は拡大版)金曜ドラマ『大奥〜誕生[有功・家光篇]』待望のクランクイン!国宝建造物を使った撮影に挑む。

8月17日(金)12時35分


10月12日(金)スタートの金曜ドラマ『大奥〜誕生[有功・家光篇]』が、快晴の中クランクインした。2日間にわたり滋賀県の三井寺(園城寺)で行われた撮影では、国宝建造物である<勧学院客殿>を使用するなど、素晴らしいスタートを切ることが出来た。勧学院客殿は、慶長5年(1600年)建立の、桃山時代の書院造という貴重な建造物。スタッフ・キャストとも、細心の注意を払いながらの撮影となった。

万里小路有純(までのこうじありずみ)の三男として生まれた有功(ありこと・堺雅人)が出家、慶光院院主の地位につき、三代将軍家光公へ継目御礼を申し上げるため初めて江戸へ下る。その時、小高い丘から初めて江戸城を見つけたというシーンを三井寺の山の上から撮影。春日局(麻生祐未)の策略により江戸にある拝領屋敷に閉じ込められてしまうというシーンでは、勧学院客殿の玄関を使用し撮影した。

三井寺は琵琶湖を望む素晴らしい景色が見渡せる場所に位置し、時間が止まったかのような自然の中に建つ由緒ある寺。初日は、院主となった有功のお供で江戸に下った明慧(駿河太郎)と玉栄(田中聖・KAT-TUN)のシーンからスタート。3人とも僧侶という設定のため、特殊メイクでの登場。撮影に入るまでに、特殊メイクを含めて毎回3時間以上かかることから、まだ夜が明けぬうちから準備を始める。さらに、真夏の京都は35度前後まで気温が上がるので、キャスト・スタッフとも、体調管理に大変な苦労をしている状態。オール京都・近県の撮影で、11月末まで壮大な規模の撮影を行っていく。

今後、家光役の多部未華子をはじめ、豪華キャストが続々クランクイン予定。さらに今回発表された追加キャストは以下の通り。連続ドラマから12月公開の映画への一大プロジェクトにご期待下さい。


【追加キャスト】
玉栄(ぎょくえい)…田中聖(KAT-TUN)
稲葉正勝(いなばまさかつ)…平山浩行
雪(ゆき)…南沢奈央
村瀬正資(むらせまさすけ)…尾美としのり
松平信綱(まつだいらのぶつな)…段田安則
澤村伝右衛門(さわむらでんえもん)…内藤剛志
春日局(かすがのつぼね)…麻生祐未


【『大奥〜誕生[有功・家光篇]』番組概要】
将軍・家光の時代、疫病のため男子の人口が激減し、「将軍は女、仕えるのは美男3000人」という「男女逆転大奥」が誕生する…という奇想天外で壮大なスケールの物語。「男女逆転大奥はどうやって誕生したのか?」という大きな謎で引っ張りながら、江戸城にうずまく策略・嫉妬・純愛をドラマチックに描いていく。

原作漫画は累計発行部数300万部を突破、2010年に公開された映画「大奥」(主演・二宮和也)は興行成績23億3000万円の大ヒットを記録! さらに、今回はドラマ最終回の翌週から全国300館規模で『大奥〜永遠〜[右衛門佐、綱吉篇]』が公開される。連続ドラマから映画へと続く一大プロジェクトが今秋から発進!

ドラマ・映画双方で主演を務めるのは、今、役者として乗りに乗っている堺雅人。堺がドラマと映画で全く違う二役を演じ分ける。ドラマで演じるのは、家光の側室になるため還俗させられ、大奥に送り込まれる美しい僧侶、万里小路有功。

将軍・家光役には多部未華子、有功の弟子であり後に家光の側室となる玉栄役にはKAT-TUNの田中聖など、豪華キャストが登場。

女性とは…男性とは…人間とは…そして日本とは…と改めて考えさせられる「良質なジャパニーズエンターテインメント」。それがこの秋の金曜ドラマ『大奥〜誕生』である!


<堺雅人クランクイン・コメント>
ドラマ『大奥〜誕生』の撮影が始まりました。地元の方でも音を上げる、真夏の京都での撮影です。おそろしく蒸し暑い毎日ですが、長岡京市の光明寺、大津の三井寺など、贅沢なロケ地を使わせていただく喜びを味わっています。
第二部にあたる映画は、今年の、これまたおそろしくこごえる冬に撮り終えました。あらためて、すばらしい原作をお預かりしているのだという責任を感じています。ドラマならではの臨場感や躍動感を原作の魅力に加えられるよう、キャストやスタッフの皆さんと力を合わせ、精一杯頑張るつもりです。


<田中聖(KAT-TUN)クランクイン・コメント>
クランクインを迎えて、やっぱり8月の京都だなという感じです(笑)。すごく暑いですけど、僕自身は時代劇がすごく好きなので、やっていて楽しいです。段々と、私服でいることに違和感を覚えてきたくらいです。
お坊さんみたいな頭はずっとしていましたけど、役で演じるのは初めてですね。いわゆる時代劇といっても、数珠を持つ手はこうしてなきゃいけないとか、(お坊さん特有の)所作があるので、ハードルが高いというか難しいです。さらに、京言葉をしゃべらないといけないので、さらにハードルが高くなるというか。でも、すごくやりがいを感じています。
京言葉は難しいといっても、毎年、京都へは仕事でお邪魔してますし、京都出身の大親友がいるので、耳当たりがいいというか、京言葉をしゃべるのも楽しいですね。
堺さん、駿河さんとは、お芝居をしていて、いい雰囲気でできたかなと感じました。堺さんもすごくいい方なので、お芝居がやりやすい環境だと思います。
僕自身、ここまで役作りをしたのは初めてというくらいです。携帯プレーヤーに京言葉の音源を入れてずっと聴いていたり、生まれて初めて美白の化粧水をつけたり、すね毛を剃ったり、眉毛を生やしたりと(笑)、こんなに役作りをしたことがないくらい、気合を入れています。今後も気を抜かず走り抜けたいと思うので、細かな役作りも見ていただけるとうれしいです。

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