沖縄県・尖閣諸島に香港の団体「世界華人保釣連盟」のメンバーが強行上陸した15日、島根県・竹島には韓流俳優らが上陸した。「ひざまずいて謝罪するなら韓国にくればいい」と天皇陛下に対し無礼千万な言葉を吐いた韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領(70)を後押しした形だ。一連の蛮行に激怒したテリー伊藤氏(62)がほえた。
テリー氏は「日本と韓国というのはスクラムを組まなきゃいけない国。日本と韓国の仲が悪くなって、一番喜んでいるのは中国かもしれない。本当にこんなことでもめている場合じゃないというのが大前提」とした上で、自分の支持率を上げるためだけに反日政治パフォーマンスを続ける李大統領を斬り捨てた。
「大統領はアホですよ。対日感情をあおって自分の体制を維持しようとしている。その魂胆は情けないというかみっともない。やっていることは北朝鮮と変わらない」
韓国中が反日ムードにあふれているかと思いきや、数日前にテリー氏が親交のある韓国の国会議員と話したところ、意外な反応が返ってきたという。「知り合いの国会議員も困っていると言ってました。裏では大統領の暴走に国会議員の連中もあきれてるし、困惑しているのは事実ですよ」。
終戦記念日を迎えて、韓国が不法占拠している竹島に李大統領のみならず韓国俳優も強行上陸したり、香港の団体が尖閣諸島に上陸したり、日本の領土が侵されている。
特に「一国の大統領がやってるんだから」と竹島を問題視しているテリー氏は「韓国がそこまで主権を主張するならば、国際裁判所に堂々と出てくればいい。(野田首相も)竹島の近くに行って、視察するぐらいの意識がないとさ。石原さんが尖閣諸島を買うと言ったら、国が買うって言い出したけど、野田さんもああいう所(尖閣諸島)に行きゃあいいんですよ。普通、土地買うって言うのだったら見に行きますよ」。
しかし民主党政府は相変わらず事なかれ主義、弱腰のままで、それが故に国民の不満も高まっている。テリー氏は「(野田首相は)怒りをちゃんと見せないと。国を守るという意識がない。天皇陛下に対して(の無礼発言も)、大統領に謝罪を要求しないと」
韓国のあまりの無礼さ、横暴さに日本国民の怒りは募っている。韓国政府がこの姿勢を続けるのならば取り返しのつかないことになるだろうし、日本政府も対応を間違えれば政権転覆につながりかねないだろう。