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　ＧＨＣヘビー級王者・森嶋猛（３３）が、ようやくＫＥＮＴＡ（３１）に反撃。Ｖ５戦での挑戦を受諾し「髪切りマッチ」まで逆提案した。

　王者の怒りは沸点を超えていた。「名乗り出てきた以上は、余裕で受けましょう。やってやるよ！」と森嶋は吐き捨てた。ＫＥＮＴＡには２夜連続で襲撃されたうえ「俺が欠場の間、彼が王者で何も変わらなかった」と糾弾された。この言葉が森嶋の闘志に火を付けた。

「長いこと休んでいた人間がいきなり挑戦って、大丈夫なのかね。その間、俺はベルト守ってたんだよ。俺には団体を支えてきた自負がある」と逆テロまで示唆する始末。さらに森嶋は「あのカッコいいウエーブのかかった髪の毛でもかけてくれよ。俺は髪が厚いから別に構わねえぜ」と史上初の“髪切りＧＨＣ戦”までブチ上げた。

　この日のメーンでノーマーシー対決を制したＫＥＮＴＡが「おいＢＲＡＶＥ、お前らこれでも黙ってんのか？」と挑発すると森嶋、丸藤ら４人が一気にリングイン。森嶋はＫＥＮＴＡを殺人バックドロップで半失神に追い込み「いつでもやってやるよ！」と初めて公の場で宣言。２夜連続で襲われたウサを晴らし、９・１７大阪ボディメーカーコロシアム大会での激突が濃厚となった。