東電賠償78億6200万円 JAグループ「第15次」など請求へ
JA福島五連と農畜産業関係団体などでつくる「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」は17日、東電福島第一原発事故に伴う東電への損害賠償の8月請求額を78億6200万円と決めた。福島市のJA福島ビルで開いた総会で、福島県内16JAと8団体の延べ約1万2800人分を集約した。
農畜産物損害賠償の第15次請求と、避難区域設定による損害賠償(休業補償)の第18次請求を合わせた金額。コメの作付け制限や園芸作物の休業補償として52億8200万円、風評被害に伴う農産物の価格下落分で8億4300万円、肉牛の価格下落分など畜産関係で6億6500万円を計上するなどした。
協議会は7月までに農畜産物の損害賠償、休業補償合わせて717億7700万円を請求している。
このうち568億3200万円(79%)の支払いを受けた。
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