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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【大リーグ】イチロー、ヤ軍で再生!! 移籍後は打率3割、200安打ペース2012年8月20日 紙面から ◇レッドソックス4−1ヤンキース【ニューヨーク穐村賢】新天地でイチ再生−。ヤンキースのイチロー外野手(38)は18日(日本時間19日)、地元でのレッドソックス戦で9番左翼で先発出場。3打数1安打1盗塁で、ヤ軍移籍後の通算成績を83打数25安打(打率3割1厘)とした。実はこれ、過去11年のメジャー生活で1年平均678打数のイチローにとって204安打ペース。“万年最下位”の古巣はこの時期、消化試合モードに突入。日々のモチベーションの維持が難しかった。だが、常勝を義務付けられ、地区優勝争い真っただ中のヤ軍の一員となり、目の肥えた地元ファンにも囲まれるなど刺激的な環境下で、イチローが本来の輝きを取り戻している。 好調を維持しているイチローのバットがこの日も快音を響かせた。 1−3の5回1死走者なしで巡ってきた第2打席。カウント1−1からの3球目、相手先発レスターのカットボールを中前にはじき返し、次打者ジーターの初球にはすかさず二盗も決めた。後続が倒れ、得点には結びつかなかったが、巧打&俊足という武器を生かしたイチローらしいプレーで見せ場をつくった。 宿敵相手の敗戦で試合後のコメントこそなかったが、ジラルディ監督に「下位打線での彼の仕事ぶりを気に入っている」と言わしめる活躍に陰りはなかった。 これでヤ軍移籍後は83打数25安打の打率3割1厘。スター軍団の中にあって地味めではあるが、古巣マリナーズ在籍時の打率を4分も上回る。今季トータルでは11度目の200安打以上は難しい状況だが、仮にヤ軍移籍後の安打ペースでイチローが678打数(過去11年間の年間平均打数)立っていれば、年間204安打で2年ぶりの大台突破も夢ではなかった計算になる。 新天地での刺激がイチローを“再生”させた。古巣マ軍は今年も早々に地区優勝争いから脱落、来季にらみの戦いとなり、士気を保つのが難しくなるが、名門ヤ軍は違う。今季も地区優勝争いの主役で、その一挙手一投足に注目が集まる。“打てば響く”環境は、マ軍で負け犬根性が染みつきつつあった体に勝者のメンタリティーを思い起こさせたはずだ。 イチロー自身も「やらなければいけないことがはっきりしている。その分かりやすさがいい。それぞれのプレーに対するリアクションが大きいから、やってて楽しい」と日々やりがいを感じてプレーしている。 華やかな野球人生の中で唯一、そのコレクションに欠けているのがワールドシリーズを制しての世界一の座。相手の先発が左投手の時は先発から外れることもあるなど多大な“犠牲”を払ってまで求めた新天地で宿願を果たすべく、イチローは今後も走攻守で魅せる。 PR情報
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