尖閣上陸の議員ら、正当性をアピール

尖閣上陸の正当性を訴える(左から)小嶋市議、水島総氏、小坂区議=19日、石垣市・ホテル日航八重山

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2012年8月19日 21時57分
(10時間19分前に更新)

 【石垣】石垣市の尖閣諸島・魚釣島に上陸した日本人10人のうち、東京都荒川区の小坂英二区議や茨城県取手市の小嶋吉浩市議ら3人が19日の帰港後、市内で会見し、「国の誇りと主権を守りたかった」「日本人の志を示せた」などとアピールした。10人は太平洋戦争末期に起こった疎開船遭難事件の慰霊祭や漁業活動のために、国会議員や八重山、宮古の漁業者らと同諸島周辺海域を訪れていた。

 関係者によると、上陸したのは小坂区議、小嶋市議に加え、東京都と杉並区、兵庫県の各議員のほか、民間人5人。県警は国の許可なしでの上陸が軽犯罪法違反に当たる可能性があるとして、上陸した10人から任意での事情聴取を始めた。

 慰霊祭に参加した「日本の領土を守るため行動する議員連盟」の山谷えり子会長・参院議員は都議らの上陸について「驚いている。正当化はできないかもしれないが、気持ちは分かる」と話した。

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