劇場周辺を車で通り、最後の楽屋入りをすることが分かったAKB48・前田敦子【拡大】
あっちゃんの最後の劇場入りが、華々しく行われることになった。
卒業公演はAKBの東京ドーム公演(24~26日)の翌27日に行われ、この日発表されたチケット当選倍率は、エースの卒業にふさわしい記録を達成。座席数250に対し22万9096通の応募があり、当選倍率は劇場公演過去最高となる916・38倍を叩き出した。
会場に入れない22万人以上のファンに向けて、前田が「ごあいさつをしたい」と希望したことから、最後の劇場入りを“公開”することが決定。前田は車に乗って登場する。
車による“お練り”は開演(午後6時)前の同3時30分に開始。劇場が8階に入居するドン・キホーテ裏の田代通りからJR山手線高架下近辺を移動し、その距離は約250メートルになるとみられる。AKB入りした14歳から慣れ親しんだ秋葉原の街と集まったファンに車上から別れを告げ、最後の楽屋入りをする。
車に乗り込んでファンに別れを告げる光景といえば、宝塚歌劇団のトップスターが退団公演千秋楽の際、最後の楽屋入りと退出にファンが立ち会う風習が知られている。
ファンに愛され、AKB48という乙女の園のトップスターに上り詰めた前田は、たくさんの声援を胸にラストステージに立つ。
(紙面から)