スポーツ : 尼崎と諏訪の少年野球チーム 7年ぶり交流試合
更新:2012-8-15 6:00
兵庫県尼崎市と諏訪地方の少年野球チームの交流試合(NPO法人ベースボール長野主催)が14日、諏訪市清水町野球場で開幕した。阪神・淡路大震災をきっかけに始まり、今回で3回目。箕輪町のチームも加わって15日まで計12試合を行い、友好を深めながらレベルアップを図る。
震災が起きた1995年に諏訪市側は、尼崎の野球仲間を励ましたいとボールを届けている。そのお礼として尼崎のチームが遠征、試合をしたのが始まりだ。今回は2005年以来7年ぶりとなり、尼崎市スポーツ少年団加盟の25チームから6年生49人が参加している。
同法人の矢崎公二会長と板倉国文専務理事は「練習成果を発揮し、いいゲームをしてください」とあいさつ。選手たちは「甲子園で戦う(高校生の)お兄さんたちに負けずに試合を楽しみたい。いつか甲子園で会いましょう」「全力でプレーします」などと言葉を交わし、真剣勝負を繰り広げた。
尼崎のチームは15日、交流試合に続いて諏訪湖祭湖上花火大会を楽しむ。16日は八ケ岳、白樺湖・車山方面の観光を予定している。