「つらいときに読む本」 小林昭洋
<著者略歴>
多発神経炎症状・解離性知覚障害・自律神経症状等により
長期の入院生活を送る。
身体の機能が徐々に失われていく特定疾患治療研究事業対象疾患
と認定される。
余命宣告を受けるが、オーストラリアにて脳死肝臓移植手術が成功。
帰国後、第二の人生を生きてゆくために執筆活動を開始。
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人生50年以上も生きていると、
人生の教訓みたいな言葉は、だいたい似たようなことを
見たり聞いたりしているものだ。
ところが、この本に載っている言葉は、
今まで見たことも聞いたこともないようなものだった。
しかも、平易な言葉なのだ。
平易でありながら深く考えさせられる言葉の数々だったので、
そこのところを抜粋してみた。3ヶ所ある。
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あなたが地獄だと思うのは、「知らない」から
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「あなたはこの先、目が見えなくても生きたいですか?」
なかなか楽しい未来が想像しにくい問いかけです。
……
でも、どうでしょう。実際に盲目の人はこの世に存在するし、
その人たちは全員不幸なのでしょうか。
そんなことはありません。日々の生活の中で楽しいことも
あるでしょうし、毎日絶望して過ごしているわけではありません。
……
目が見える私たちには、目が見えない人生に楽しさを
見いだすのは難しいでしょう。でも、私たちにはまだ
知らないことが多く存在します。
目が見えない人の心が元気であることを「知る」だけで、
新たな希望が湧いてきます。
あなたが無理だと思うのは、あなたの想像力が足りないから。
あなたの価値観は、それまでの知識とそれまでの経験から
作り出された、小さな価値観です。
世の中には自分の知らないことがいっぱいあるのです。
多くのことを「知る」ことで、人の心は強くなれるのです。
あなたが限界を感じるのは、あなたの想像力が足りないだけ。
あなたが恐れていることは、「知る」ことで希望に変わる。
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「ごめんなさい」は逃げの言葉
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あなたがダメなときには「ごめんなさい」を言ってはいけない。
それを言うことでラクになる人は誰もいない。
あなたがダメなとき……病気のとき、貧乏のとき、力不足のとき、
「ダメでゴメンね……」と言いたくなる気持ちは大いに分かります。
でも、ダメなときに「ダメでごめんなさい」
と言い続けることは、あなたの心をどんどん重くしていきます。
私も病気で迷惑をかけたときに、「病気でゴメンね……」と
言いたくなります。
この言葉は本心なのですが、逆の立場で、この言葉を
言われたらどう感じるかを考えると、やはりこれを
言い続けていくのは違うのだと思います。
私はそんなとき、「ごめんなさい」ではなく、
「いつもありがとう」と言うようにしています。
「ごめんなさい」は逃げの言葉、
「ありがとう」は覚悟の言葉 だと心得ましょう。
人は必ずつまずくことがあります。
そんなときに「申し訳ない」と思う気持ちを伝えたいのなら、
「ごめんなさい」ではいけません。
ダメでも関わってくれる人には「ありがとう」と言うべきなのです。
「ごめんなさい」という言葉で、
簡単に自分を逃がす癖をつけてはいけない。
「ありがとう」と言える覚悟を持つことが、あなたを強くする。
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幸せって何だっけ?
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誰でも幸せになりたい。私もなりたい。
でも、幸せになりたいと思ってする行動は、
本当に幸せになる行いなのだろうか?
「幸せとは何ですか?」という質問に返答する哲学書は
数多くありますが、私が聞いたことのある中で一番しっくりくる答え。
「幸せとは、感謝できている状態のことをいう」
感謝をきちんと「心」で感じて生きていくことが、
私の幸せの秘訣です。
幸せは自分で感じるものであり、自分で決めるもの。
幸せを感じられる「心」をつくりあげること。
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どうでしたか?
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以上です。
あなたが地獄だと思うのは、「知らない」から。
あなたが無理だと思うのは、あなたの想像力が足りないから。
あなたが恐れていることは、「知る」ことで希望に変わる。
「ごめんなさい」は逃げの言葉、
「ありがとう」は覚悟の言葉。
「幸せ」とは、「感謝」できている状態のことをいう。
う~ん、深い!! 簡単な言葉なのに深い!!
特に、「幸せとは、感謝できている状態のことをいう」 は、
いいなあ。斬新だなあ。
■「つらいときに読む本」 小林昭洋
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