2005年06月30日
アニメドラ「好きでたまらニャい」「王かんコレクション」
まず先々週の分。「好きでたまらニャい」は意外と貴重なドラえもんメインの話。オーソドックスに仕上がっており、ドラ・のびのマンガチックな表情に注目、の一本。これって一見、かなり単純なストーリーに見えるが、恋愛指南をしていたのび太がなぜか静ちゃんの家で留守番、その屋根の上でドラが愛を謳歌する・・・という、立場逆転のオチはかなり絶妙、と再認識した。
そして「王かんコレクション」。ペットボトルが流行するこの御時世に、何もアレンジを加えずにあえて「王かん」を持ってきたのは偉い。コレクションブームを肯定しつつ風刺もするようなこの作品、大人向けに思えるのは僕だけだろうか?もちろん、カードやらおもちゃやら子ども特有のコレクションもある訳だけれど、「印刷がずれている」やら「三河屋でその日唯一売れた」なるファクターで価値が出るコレクションは、もう大人のものでしょう。
ところで、「流行性ネコシャクシウィルス」(原作では「流行性ネコシャクシビールス」)というひみつ道具、数回出てくるのだが、大好きである。まずネーミングが素晴らしく上手い。そして「流行」ネタの話はやっぱり大人向けで面白いのだ。あ、名前はやっぱり「ビールス」の方が語呂が綺麗で良いね。
次回は、「おかしなおかしなカサ」と「まあまあ棒」という絶妙なセレクション。では、その先週分もすぐさま書きます・・・。