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尖閣諸島周辺 上陸など相次ぐ8月19日 14時26分
尖閣諸島周辺では、ことしに入り、上陸や領海侵犯が相次いでいます。
このうち1月3日には、沖縄県石垣市の市議会議員ら4人が、漁船で石垣島を出港して魚釣島に上陸しました。
すると、11日後の1月14日、中国の漁業監視船、「漁政201」が、領海に接する接続水域を領海線に沿うように航行し、3時間後にこの水域を離れました。
石垣市では、この日を「尖閣諸島開拓の日」と定めていて、市内で式典が開かれていました。
その後、2月から6月にかけて、中国当局の船が、合わせて5回にわたって尖閣諸島近海を航行したのが確認されていますが、このうち3月16日には、中国の国家海洋局所属の船、「海監50」が領海に侵入しました。
この前日、中国漁船と日本の巡視船の衝突事件で、船長の中国人が、検察審査会による2度の議決で強制的に起訴されてます。
そして先月になると、4日、台湾の活動家の遊漁船と、台湾の巡視船4隻が、領海に侵入しました。
この翌日の5日には、石垣市議会議員ら2人が、漁船で石垣島を出港し、魚釣島の東にある北小島に上陸しました。
さらに、野田政権が、尖閣諸島の国有化を検討していることが明らかになった直後の11日から13日にかけて、中国の漁業監視船、「漁政202」と「漁政204」、それに「漁政35001」の3隻が、領海に侵入しました。
そして今月15日には、中国の領土だと主張し、魚釣島に上陸した香港の活動家らが不法入国の疑いで逮捕され、17日強制送還されています。
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