●募金の使われ方
「24時間テレビ」はテレビの持つ社会的使命の一翼を担うため「愛は地球を救う」という連帯の理念をテーマに支援をする側・される側という従来の関係を離れ「共生」という視点から自立を支援するため、「福祉」「環境」「災害支援」の3つの分野で活動しています。


私たち人間の生活は目を見はるほどの発展を遂げました。けれども人間の生活が便利になればなるほど、周囲の自然を、大切なこの地球の環境を破壊してきてしまいました。環境の破壊は自然のバランスを崩し、これまでには想像もできなかったような大きな災害を引き起こしています。そうした災害が起きた場合、最も犠牲を強いられるのが身体の不自由な方やお年寄りなどの社会的にも弱い人々なのです。
一人一人が環境について真剣に取り組めば災害の軽減にもつながります。また、福祉活動などを通して災害に強い地域づくりができれば被害を軽減することは可能です。それぞれの活動を通して思いやりのある地域づくりができれば、誰もが暮らしやすい地球をつくることができるのではないでしょうか。


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 ●チャリティーキャンペーン
募金の方法
24時間テレビでは下記の方法で1年中募金をお預かりしています。
皆様のご協力をお待ちしています。



  1. 銀行振込:
    三菱東京UFJ銀行名古屋営業部
    普通 468-716「24時間テレビチャリティー」

    中京銀行本店
    普通 1167854「24時間テレビチャリティー」

    東海労働金庫 本店営業部
    普通預金 7824525「24時間テレビチャリティー」

    ※専用振込用紙をお使い頂くと手数料が無料となります。
     店頭で見当たらない場合は行員にお申し出下さい。


  2. 郵便局
    振替口座 00160−5−2400
    手数料無料


  3. 現金書留:
    〒460−8612 中京テレビ「24時間テレビ」係


  4. 愛知・岐阜・三重県下募金箱設置箇所


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 ●福祉車両贈呈
皆様からの暖かい思いを形にした「24時間テレビ」の福祉車両“ハッピーバード”。
QOL(Quality of Life)というコンセプトのもと、 福祉車両がもっと生活の中に自然と溶け込めるように・・・と願い、 毎年、全国各地へと贈られています。
幸せを運ぶ鳥“ハッピーバード”は、喜びと幸せを乗せて街中を駆け巡ります。


福祉車両の贈呈とスケジュール

 
福祉車両の贈呈先は、応募いただいた中から全国31社の民間放送局の「24時間テレビ」チャリティー委員が自治体・社会福祉協議会などの協力を得て、公正かつ厳正な審査のもとに決定しています。
 
福祉車両贈呈決定までのスケジュール

※今年度(第29回)の応募は5月31日で締切らせていただきました。
思いやりを無限にリサイクルします
 
「24時間テレビ」では、福祉車両の贈呈後、廃車まできちんと見届ける管理体制をとっています。お預かりした募金をもとに贈呈された福祉車両が有効に使われているか稼働状況を定期的に調査し、役目を終え廃車される際には、解体後、再利用できる部品は別の車両へ。アルミやスチールは素材として、それぞれリサイクルされます。
福祉車両贈呈台数一覧

全国で活躍する“ハッピーバード”

昨年までの28年間に贈呈された福祉車両は、リフト付きバス・入浴車など合わせて7,673台。
今日も全国各地で活躍しています。
社福)西方町社会福祉協議会/入浴車 栃木県西方町
訪問入浴事業の開始当初に使用していた入浴車は、浴槽等が重くて、搬入出にとても苦戦していました。この度ご寄贈いただいた入浴車は、運転もしやすく、限られたスペースへの駐車もスムーズにできるようになりました。また、二分割になる浴槽と二つ折りの担架は、女性にも運びやすく、ご利用者宅の2階へのセッティングも可能となりました。以前の入浴車では「2階で入浴」なんて、とても考えられなかったことですが、今ではご利用される方やご家族の方にご満足いただき、サービス提供の幅も広がりました。小さな車体ではありますが、大きな存在感を与えてくれる入浴車。今後も大切に使用させていただきます。本当にありがとうございました。

(社福)平川市社会福祉協議会 碇ケ関支所/リフト付きバス 青森県平川市
雪深い私たちの地域に春を感じる頃、“ハッピーバード”はやってきました。白の車体に優雅に羽ばたいている青い鳥がとても印象的でした。さっそく利用者の皆様はもちろんの事、職員も車内に乗り込み、満面の笑みで、にぎやかなひとときを過ごしました。現在、送迎時の使用はもちろんの事、通所介護事業の外出行事にも頻繁に使用させていただいています。全国の皆様の募金が、このような形で私たちのところへ届いた“ハッピーバード”。感謝の気持ちを込めながら、これからも大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。

NPO法人 生活支援サービス にじ/リフト付きバス 埼玉県鴻巣市
当事業所は知的障害・身体障害・重複障害の方の外出援助などをしています。以前はセダンタイプの乗用車を使用し、車いすは折りたたんでトランクに入れて移動していた為、車に乗り移ってシートに座れない方は外出援助を利用することができませんでした。しかし、福祉車両を頂いたお陰で利用が可能になり、知的障害の友人と共に外出ができるようになりました。車の中では友達と一緒なのがうれしくて、笑い声が多く聞かれるようになりました。私たちはこれからも“ハッピーバード”に笑顔を乗せて、障害があっても地域で普通に生きるお手伝いをしていきたいと思っています。

JAくにびき福祉センター サン・エールたまゆ/リフト付きバス 島根県松江市
私たちの施設では、贈呈していただきましたリフト付きバスを“愛は地球を救う”にちなんで「ラブラブ号」と親しみを込めて呼んでいます。「ラブラブ号」は、毎日デイサービスやショートステイの送迎に大活躍しています。また、ご利用者の方を乗せてドライブにもよく出かけ、四季折々の景色を楽しんでいます。ご利用者の方も「ラブラブ号」でのドライブをとても楽しみにしておられ、車内はいつも笑顔と笑い声で溢れています。これからもご利用の方のために、大切に使わせていただきたいと思います。ありがとうございました。

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 ● 身体障害者補助犬 普及支援
身体障害者補助犬とは盲導犬聴導犬介助犬の3種類の総称です。
身体障害者の自立と社会参加を助けるために訓練され、身体障害者補助犬法に基づき認定された犬のことです。
取り組み

第25回 盲導犬育成団体に訓練用車両を寄贈
第26回 ガイドブック「介助犬ってなぁに」製作
第27回 障害者用ガイドビデオ「介助犬ってなぁに」製作
     ガイドブック「介助犬ってなぁに」増刷
第28回 ガイドブック「介助犬ってなぁに」増刷


ガイドブックは今年も増刷し学校等で広く配布しております
今年度の新たな取り組み

DVDパッケージ
身体障害者補助犬法の目的は、補助犬と生活する使用者が円滑に社会参加することを保障し、同時に良質な補助犬の育成と普及を促すことにあります。平成15年10月、法律の全面施行により、全ての施設で補助犬の同伴が可能になりました。けれども残念ながら、まだ同伴を拒否されるケースが後をたちません。「24時間テレビ」では、今年、ホテルや飲食店、病院、スーパー等の施設で補助犬同伴者をどのようにして受け入れたら良いのか、その実例をわかりやすく紹介したDVD「まずは受け入れてみませんか? 〜補助犬使用者の受け入れ方〜」を製作することに致しました。
 


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 ●地球環境保護支援
地球の環境を守ること、それは21世紀に生きる私たち人類の最大の課題です。
私たちは、地球に生まれ、大きな自然の恩恵を受けて育ちました。
全てのものは、自然循環の中で生きており、人間もその一部です。
そしてそのどれひとつを欠いてもやがては生命を脅かしてしまうのです。
私たちの地球を、そこに住む全てのものにとって、住みやすくするにはどうしたら良いのか?
何をするべきなのか、本当の意味での共生をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
私たち皆の未来のために、そして将来を担う子供たちのために。

「24時間テレビ」富士山をきれいにするプロジェクト

2004年より「地球環境保護支援」が「24時間テレビ」の柱のひとつに加わりました。そして第1回目の取り組みとして、「日本の象徴」と言われる富士山の不法投棄ゴミ問題に取り組むこととなりました。富士山は自然豊かで素晴らしい山ですが、一方で不法投棄に苦しむ山でもあります。「環境問題の縮図」と言われる、富士山の不法投棄ゴミをみんなで拾うことによって、日本中に「ゴミを捨てない心」「環境問題への意識」が広がることを願い、「24時間テレビ」富士山をきれいにするプロジェクトがはじまりました。


若い力の結集
2004年、2005年7月末に「不法投棄一掃大作戦!」が決行され、第1回、第2回合わせて2111名のボランティアが集まり、2年間で42トンの不法投棄ゴミを撤去しました。第1回、第2回共に、定員1000人のところ、6月時点で定員に達し、関係者を驚かせました。また、第1回(2004年)は20.6歳、第2回(2005年)は20.3歳という若い人たちが集まり、学生を中心とした若い世代が環境に対して高い意識を持っていることがあらためて認識されました。
第3回「24時間テレビ」富士山をきれいにするプロジェクト
〜未来へ繋ごう、みんなのチカラ〜不法投棄一掃大作戦!!2006年7月30日(日)

今年も学生ボランティアが、富士山クラブとともに、現地での調査などで活躍をしてくれました。GPS(全地球測位システム)を使ってゴミのデータを正確に記録します。そのほかゴミの種類や量、危険物の有無や場所の安全性(交通量や傾斜、広さなど)、車線数やバスの駐車スペースがあるかどうかを、写真とあわせ記録し、そのデータを元に、膨大な候補地の中から、プロジェクト本番に清掃を行う場所の選定を行いました。彼らは当日の東京発バス引率とインストラクター補佐も務めます。そして今年も6月中旬に参加者が早くも定員に達し、参加者のみなさんの熱意に心打たれました。ひとりひとりの力は小さくても、みんなが集まれば、大きな力になります。参加したみんなのチカラと想いが、未来へ繋がることを願います。
主催:「24時間テレビ」チャリティー委員会、富士山クラブ/早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)
協力:富士山をきれいにする会
広がる! 地球環境保護支援の環!
「24時間テレビ」びわ湖をきれいにしようプロジェクト 2006年7月9日(日)

「24時間テレビ」では、環境保護支援活動の一環として、びわ湖の清掃を始めました。彦根市と協力して、近畿のシンボルであり、生命の源「水」をもたらしてくれるびわ湖を多くのボランティアがきれいにしていきます。


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 ●災害援助、特別贈呈 等

国内の災害
1983年10月 島根地方豪雨 4,311,504円
1984年 9月 長野県王滝村水害 5,178,150円
1985年 8月 長野市地附山地すべり 4,992,000円
1986年12月 伊豆大島三原山噴火 5,000,000円
1988年 7月 広島県加計町水害 212,630円
1990年 7月 熊本県阿蘇町、大分県竹田市水害 1,921,815円
1991年 6月 長崎県雲仙普賢岳火砕流災害 3,509,557円
1991年12月 長崎県雲仙普賢岳義援金 130,000,000円
1992年12月 島原市雲仙普賢岳火砕流災害 5,000,000円
1993年 7月 北海道奥尻島南西沖地震 10,000,000円
1993年10月 鹿児島水害 5,000,000円
1995年 1月 阪神・淡路大震災義援金 100,000,000円
1995年11月 阪神・淡路大震災義援金 150,000,000円
※義援金の他に下記を寄贈(3,000万円相当)
入浴乾燥車1台、入浴専用車1台、入浴専用車(小)1台、リフト付きバス3台
1996年12月 阪神・淡路大震災義援金 100,000,000円
1997年 7月 鹿児島県出水市針原地区土石流災害 5,000,000円
1998年 9月 福島県、茨城県、栃木県 8.27大雨災害 各 5,000,000円
1998年11月 高知県集中豪雨災害義援金 5,000,000円
1999年 7月 広島県西部集中豪雨災害義援金 5,000,000円
1999年11月 熊本県台風18号災害義援金 5,000,000円
1999年11月 山口県台風18号災害義援金 5,000,000円
2000年 6月 有珠山噴火災害義援金 5,000,000円
2000年 9月 東海地方集中豪雨災害義援金 5,000,000円
2000年 9月 三宅島・新島・神津島近海地震災害義援金 5,000,000円
2000年11月 鳥取県西部地震災害義援金 5,000,000円
2001年 4月 広島県芸予地震災害義援金 5,000,000円
2001年 4月 愛媛県芸予地震災害義援金 5,000,000円
2003年 8月 熊本県南集中豪雨災害義援金 5,000,000円
2003年 8月 宮城県北部連続地震災害義援金 5,000,000円
2004年 7月 新潟県梅雨前線豪雨災害義援金 5,000,000円
2004年 8月 福井県豪雨災害義援金 5,000,000円
2004年10月 平成16年 新潟県中越地震災害義援金 50,000,000円
2004年11月 兵庫県台風23号災害義援金 5,000,000円
2005年11月 宮崎県 台風14号災害義援金 5,000,000円
海外の災害
1994年 8月 ルワンダ義援金 5,000,000円
1999年 9月 トルコ大地震義援金 10,000,000円
1999年10月 台湾大地震義援金 10,000,000円
2001年 2月 インド大地震義援金 10,000,000円
2001年10月 米国同時多発テロ災害義援金 120,750,000円
(100万USドル)
2005年 1月 スマトラ島沖地震及びインド洋津波災害義援金 5,000,000円
(※日本テレビ系列各社及び「24時間テレビ」チャリティー委員会あわせて100,000,000円を贈呈)
2005年10月 パキスタン北部地震義援金 10,000,000円
2006年 6月 ジャワ島中部地震義援金 10,000,000円
特別贈呈
第 1回 手動車いす 23台
第 4回 手動車いす 22台
第 5回 床ズレ防止マット 656セット
  手動車いす 11台
第 7回 床ズレ防止マット 500セット
  オプタコン 45台
第 9回 オプタコン 12台
  入浴介護予防着 2,070着
  入浴車活動団体表彰 439団体
第10回 テレビ受像機 153台
  紙おむつ 352枚 × 570団体
第20回 エプロン 234着
  ジャンパー 1,521着



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 ●海外援助

▼ネパール 〜ナラヤニ・アイケア・プロジェクト〜

「24時間テレビ」はアジア眼科医療協力会(AOCA)と共同で、世界でも白内障患者が多いと言われるインド国境のタライ平野で眼病削減のための活動を行ってきました。当初は短期で医療チームを派遣して眼科手術を行う単発型の活動を実施していたのですが、それでは問題の根本的な解決にはつながらないということに気付き、1988年からは地域の病院を拠点として、地域の眼疾患と失明者数の削減を目的とし、現在につながるプロジェクトを実施してきました。最初に携わったケディア眼科病院は既に自立、更に遠隔地の医療施設の無い地域に建てたゴール眼科病院もネパールで最高水準の病院と評されるようになりました。現在は、事務所の整理も含めたハンドオーバー作業を行っているところです。「24時間テレビ」では、これまで行ってきたような開発型の支援は終了し、今後は災害等に対しての単発型の支援にシフトしていく予定です。

ネパールでの支援


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