「イスラエル」と云う国が、頭の中を独占しています。
日頃、思い出す事もない国です。
でも原稿に向かうと何故か、今日はイスラエルです。
書く課題すら思い浮かばないこの国の何を書こうとしているのだろうか?と、考えて見ても分からない。
「夢が詰まった町」
こんな事を書く自分が又、分からない。
私にとって今は北海道の足寄町が夢の町なのにと思いながら、原稿用紙に字が埋まるのを他人事のように感じながら、気持ちだけがイスラエルに行き始めています。
「イェルサレムは夢の町です。
この町はユダヤ教・キリスト教・イスラーム教の起源の町でもあります。」
今日は誰の声も聞こえてないのに、こんな話し言葉が書けた。
「イェルサレムは永遠の聖都です。神や天使が住むと多くの人々が信じている町です。
そうそう、このイェルサレムは岩山の中にある町です。」
「エエ岩山」
自分で書きながら、何処か納得出来ているから不思議です。
「古代の人々はユダ山岳地帯の中核に、それも尾根の頂の位置にどのような思いを抱いていたのでしょうネ」
なんだこれは、勝手に自分が思って書いているかのような文になっている。
ウフフッと微笑みたくなるから、今日の私はかなり変です。
「キドロンのギホンは、人間の心の垢を洗い流せる神の力を持つ湧水泉で、この水の力もあり、人々をこの地へ呼び寄せてもいるのです。」
今度は女性の声をしっかりと聞いた。
キドロンとは?ギホンとは?
どう云う事なのかとは思うが、興味が湧き始めたので先に進み事にします。
(明日に続く)