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国際
【追跡~ソウル発】在韓日本大使館前は反日祭り 竹島、慰安婦…何でもあり
日本の軍艦旗、16条旭日旗とナチスドイツのハーケンクロイツ(カギ十字)旗を並べたポスターを掲げ旭日旗とナチスの旗が同じであると主張する若い男性。
五輪サッカーの日韓戦終了後に、竹島の韓国領有を主張する政治的アピールを行った朴鍾佑選手を英雄視した看板を掲げる老人の周りには記念写真の撮影を求める列ができていた。
「慰安婦問題の積極的な活動家だけでなく、批判的な対日観をもつ人々が幅広く集まり、対日要求ならばこの際何でも日本大使館前でぶちまけるというスタイルを形成してしまっている」と韓国警察当局関係者は指摘する。
「光復節」は日本の統治からの解放を祝うという趣旨からしても、そもそも反日的性格が色濃い日なのだが、今年は李大統領が「日本が慰安婦問題の解決に努力しない」という理由で竹島上陸のパフォーマンスを展開。さらに李大統領は天皇陛下訪韓の条件として謝罪を要求するなど挑発的な外交非礼行為を繰り返した。
これに対する日本政府の抗議に反発した韓国のメディアや対日強硬の活動家、政治家らが対日批判を強めるという構図の中で、日本大使館前の要求行動が激しくなったのが今年の「光復節」だった。
■突出した反日活動
ただ、政権や活動団体らがこれだけ反日で盛り上がっているにもかかわらず、国民の多くは、いまのところ反日行動に出ない。
島根県が「竹島の日」を制定した2005年3月には日本人観光客がタクシーへの乗車を拒否されたり、繁華街で日本語を使っていた人々が嫌がらせを受けたり-という出来事があった。
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