2012年 8月 18日
山陽道で車がトラックに追突され4人死傷
17日夜、岡山県和気町の山陽自動車道で大型トラックが乗用車に追突する事故があり5人が死傷しました。警察はトラックを運転していた44歳の男を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕しました。17日午後10時15分頃、岡山県和気町の山陽自動車道上り線で故障のため路肩に止まっていた普通乗用車に大型トラックが追突しました。この事故で乗用車の4人が病院に運ばれましたが埼玉県伊奈町の大学生大澤修平さんが頭を強く打って死亡したほか、大澤さんの母の千鶴さんと姉の美奈子さんが意識不明の重体、父の丈久さんが大けがをしました。警察は軽傷を負った兵庫県高砂市のトラック運転手、出田基晴容疑者を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕し容疑を過失致死傷に切り替えて調べています。警察の調べに対し出田容疑者は「前をよく見ていなかった」と容疑を認めています。警察によりますと大澤さん一家は愛媛県の帰省先から帰る途中でタイヤがパンクし外に出ていたと見られています。

公民館で避難生活体験
岡山市の公民館で、大規模災害を想定した1泊2日の避難所体験が行われています。これは災害時の行動と日頃の備えについて考えてもらおうと行われたもので、四国沖でM9.0の地震が発生し、津波警報が発表されたという想定です。参加したのは岡山市北区の吉備中学校区の住民や子供と保護者など約30人で、実際に避難所に指定されている公民館が使われました。参加者は、吉備地域で起こりうる災害について学んだ後、災害時に不可欠な食器を身近にある新聞紙で作っていきました。避難所体験は19日昼までで、参加者たちは、18日夜は段ボールを使った宿泊を体験します。