神宮虎党が激辛ヤジ「和田辞めろ!」
2012年8月19日
阪神が今季16回目の完封負けを喫した。1点を追う七回無死一、二塁の好機に、和田豊監督(49)は新井に送りバントを指示。三塁封殺で失敗すると、そこから代打3連発という執念を見せたが実らなかった。試合後には、敗戦にキレた虎党から指揮官に向かって「やめろ!」と痛烈ヤジが飛んだ。
勝負の分岐点となった1球に、勝利の女神はほほえまなかった。敗戦後の三塁側スタンド。フェンス沿いを歩く和田監督に無数のヤジ、怒声がグラウンドへと響く。「辞めろ!」、「アナウンサーにバントを笑われとったぞ」‐。ファンの怒りも頂点に達していた。
焦点となったのは、1点ビハインドの七回だ。新井良、金本の連打で無死一、二塁。絶好の好機で新井貴に打席が巡った。1球目。新井はバントの構えを見せた。ボールになったが、続く2球目もサインは続行。一塁側に勢いを殺した打球が転がったが、シフトを敷いていた畠山が素早く三塁へ送球。間一髪のタイミングでアウトになった。
タイガースニュース
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