名古屋場所で11勝4敗と大活躍し、平成生まれ初の三賞(敢闘賞)を受賞した舛ノ山(21)=千賀ノ浦=に18日、出身地の千葉県・栄町の後援会から相撲界初となる“ゆるキャラ”の化粧まわしが贈られた。
栄町には飢饉(ききん)に見舞われたとき竜が天に昇り雨を降らせて民を助けた−という言い伝えがありその伝説から「龍夢(ドラム)」が町のイメージキャラクター。舛ノ山は第一印象を「かわいいなあ」と話し、「あやかって番付を上げたい。三役に行きたいです」と秋場所への抱負を口にした。名古屋場所の活躍で後援会の会員(個人・法人・団体)も約110件から200件に倍増。秋場所では国技館へ60人の観戦ツアーも予定されている。
このゆるキャラ、どこかで見たことがあると思い、「野球はドラゴンズのファン?」と聞いたところ「ソフトバンクです」とのこと。 (岸本隆)
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