中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

岩隈、7イニング1失点で4勝目

2012年8月19日 紙面から

◇マリナーズ5−3ツインズ

 【シアトル秋野未知】曇りなき4勝目−。マリナーズの岩隈久志投手(31)は17日、地元でのツインズ戦に先発。7イニングを4安打1失点(自責0)、6奪三振の好投で4勝目(3敗)を挙げた。

 納得の白星だった。4回までパーフェクト投球。5回は失策絡みなどで1点を失い、なお1死満塁のピンチを招いたが、岩隈が「慌てず、粘り強く最少失点でという気持ちだった」と振り返ったように、続くフロリモンとマストロイアニをともにフォークで空振り三振。思わずマウンドで小さくジャンプし、うれしさを表現した。

 「ピンチでも丁寧に低めに投げられたのはすごく良かった。ここってところで、しっかり腕を振れた」

 ここ6試合は3勝1敗、防御率2・37と安定感が際立つ。シーズン全体でも防御率は“一流先発投手の目安”とされる3点台(3・79)に突入。マ軍でもヘルナンデス(2・60)とバルガス(3・56)に次ぐ数字で、いまやマリナーズの“先発3本柱”の一角だ。

 ウェッジ監督が「日本での経験を生かし、落ち着いた投球で自信をつけてきた」と語れば、オリボ捕手も「シーズン序盤よりずっと気持ち良さそうに投げている。制球も良くなった」と口をそろえて進化を強調した。背番号18の“株”は、うなぎ上りだ。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ