「NO MORE 違法アップロード・ダウンロード ~ミュージックモラリズム みんなで守る、みんなの音楽~」キャンペーンでは、音楽ユーザー・ファンの皆さんに、これから先の将来もより良い環境で、音楽を楽しみ続けていただくために、リテラシー向上のための啓蒙活動を積極的に展開していきます。
家や移動時間に聴く音楽、カフェやショップで耳にする音楽、テレビやラジオから流れてくる音楽・・・。音楽は皆さんの生活に潤いや活力を与えてくれるものです。
作詞家、作曲家、歌手、演奏家、レコード会社といった作り手のプロフェッショナルかつクリエイティブな活動によって、素晴らしい音楽は生み出されます。また、それら無数の音楽作品は、著作権法という法律によって守られています。
「違法」とは法律を破ることであり、法により守られている権利を侵害することです。
技術が進歩し、誰でも容易に音楽を複製(コピー)できたり、入手可能な時代となりました。しかし、利便性の代償として、本来法律で守られるべき作り手たちの権利がないがしろにされつつあり、私たちは音楽の将来に危機感を募らせています。
違法音楽配信が横行し、作り手たちにその対価が適正に還元されなくなると、やがて音楽の作り手はいなくなり、音楽の創造環境が崩壊し、新しい音楽を聴く機会がなくなってしまうかもしれません。何気なくしている「みんなもやってるし・・・」といった行為が、音楽という文化を衰退させてしまいかねないところまできています。
私たちは違法音楽配信がもたらす負のサイクルを今こそ断ち切り、将来にわたって新しい音楽と出会い楽しめる環境を守っていくために、活動してまいりたいと考えています。
2010年1月より、違法にアップロードされた音楽や映像を(違法なものと知りながら)ダウンロードする行為は違法となりました。
2012年10月より、違法ダウンロードに罰則※が科されることとなりました。