和毅　世界挑戦へ有力プロモーターうならせる！

計量後に鍛え上げた肉体を疲労する亀田和毅 Photo By スポニチ

　前日計量が１８日、香川県綾歌（あやうた）郡のイベントホールで行われ、亀田和毅はリミット５５・０キロでパス。鍛え上げた筋肉を誇示すると「２カ月みっちり練習したので、最高のパフォーマンスを見せられると思う。いい内容で勝って世界に行きたい」と意気込んだ。

　ぶざまな試合はできない理由があった。１９日にはメキシコから有力プロモーターのペペ・ゴメス氏が来場。和毅の「世界前哨戦」を視察することが決まっている。同氏は、０６年のＷＢＣフェザー級タイトルマッチ（越本隆志ＶＳロペス）をプロモートしており、１２月のＷＢＣ総会（メキシコ・カンクン）で和毅の世界挑戦試合を実現させることを企画している。陣営も有力な“後見人”をうならせて、世界挑戦を確実なものとする構えだ。

　これまで手打ちの傾向があった和毅は、下半身を連動させるため体幹を強化。「いいイメージできてる」と成長ぶりを強調する。今回は入場曲をアニメ、ドラゴンボールの「最強のフュージョン」に替え、進化した姿をアピールする。