河本準一さん:岡山・津山市が観光大使を「解任」
毎日新聞 2012年05月29日 20時26分(最終更新 05月29日 20時45分)
人気お笑いコンビ「次長課長」の河本(こうもと)準一さんの母親が生活保護費を受給していた問題に絡み、岡山県津山市は29日、河本さんが務めている市観光大使の委嘱を解除する方針を固めた。市はこの日、河本さんの所属事務所よしもとクリエイティブ・エージェンシーから事情説明を受け、対応を決めたという。
津山市によると、河本さんは小学校3〜6年の4年間、同市に居住。同市のB級グルメ・ホルモンうどんをテーマにした映画「ホルモン女」に市観光課長役で出演した縁で、昨年7月1日付で市観光大使に任命された。
しかし、河本さんが記者会見で母親の生活保護費受給を認めた後、同市の宮地昭範市長は「世間への影響力がある立場の人間としては甘い考えだ」と不快感を示していた。【井上元宏】