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国際
竹島上陸「大衆迎合でない」 韓国大統領有力候補、李明博氏批判を撤回
2012.8.18 21:54
[韓国]
【ソウル=加藤達也】12月の韓国大統領選で与党セヌリ党側の有力候補となっている朴槿恵元代表は17日、同党予備選の候補者討論会で、李明博大統領の竹島(韓国名・独島)上陸について「ポピュリズム(大衆迎合)とは考えない」と述べ、肯定的に評価した。
韓国内では大統領選候補の絞り込みが最終局面を迎え、「日本に対し弱腰の印象をもたれれば相手に攻撃材料を与えかねない」(セヌリ党筋)とみられている。李大統領の竹島上陸をめぐっては、朴氏の選対幹部が「(反日の)ポピュリズム」と批判していたが、朴氏自身が軌道修正したかたちだ。
また韓国政府高官は同日夜、野田佳彦首相が韓国側に送った親書の内容が、在日韓国大使館が受け取る前に日本で報道されたことに「理解できない」と不快感を表明。対日強硬姿勢を示した。
ただ、韓国側には日韓関係の泥沼化は安全保障や経済、文化・観光などでの国益にマイナスと見る向きも少なくない。李大統領は15日の演説で慰安婦問題の解決を迫って以来、対日発言がなく、政権高官も17日、「(日本は)最も重要な友邦の一つ。対立をあおることはしない」と述べている。
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