福島原発事故「レベル7」に、チェルノブイリと同規模

2011年 04月 12日 13:09 JST
 
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 [東京 12日 ロイター] 経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原子力発電所の事故について、国際評価尺度(INES)の暫定評価で最も深刻な「レベル7」に引き上げると発表した。

 「レベル7」はチェルノブイリ事故と同レベル。これまでは「レベル5」としていた。

 原子力安全・保安院と原子力安全委員会は12日午前の会見で、ヨウ素131やセシウム137など放出された放射性物質の総量などを考慮した結果、レベル7に相当する値と判断したとしている。INESのレベル7の基準は数万テレベクレルで、これに対して37万─63万テラベクレルの放出量があると推測している。ただ、放射性物質の放出量はチェルノブイリ事故の1割程度とみられるという。

 レベル7は1号機から3号機までの全体の評価。

 原子力安全委員会は会見で、放射性物質は3月15日から16日にかけて数値が上がっており、15日午前6時過ぎの2号機の圧力抑制室損傷を受けて大量の放射性物質が出たとの見方を示した。放射性物質の放出は続いているが、現段階で放出量は相当小さくなっているという。

 原子力安全・保安院は、今回の引き上げは11日に政府が発表した「計画的避難区域」などの設定と連動するものではなく、現段階で計画的避難区域を見直す必要はないとしている。

 一方、東京電力の幹部は12日の会見で、福島第1原発の事故による放射性物質の漏れは止められておらず、最終的な放射性物質の放出量は、これまでで最悪の事故とされるチェルノブイリ原子力発電所事故を上回るかもしれないとの懸念を持っている、と述べた。

 (ロイターニュース 編集 石田仁志)

 
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 4月12日、原子力安全・保安院は、福島第1原子力発電所の事故について、国際評価尺度の暫定評価で最も深刻な「レベル7」に引き上げると発表。写真は火災が発生した同原発のサンプリング建屋。東電提供(2011年 ロイター)
The full moon rises through the Olympic Rings hanging beneath Tower Bridge during the London 2012 Olympic Games August 3, 2012.  REUTERS/Luke MacGregor
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