大先輩の指導に感謝の銀メダル
2012年08月18日 18時00分
ロンドン五輪で銀メダルを獲得したなでしこジャパンの守備を支えたDF岩清水梓(25=日テレ)とボランチのMF阪口夢穂(24=日テレ)の活躍には師匠の存在があった。
クラブで主将を務めるほどリーダーシップにあふれる岩清水は「正直、自分にそんな資質があるとは思わない」。そこで五輪という大舞台で最終ラインを統率するため“理想のリーダー像”とする北京五輪組の加藤與恵氏(ともえ=34)の家を訪ねた。加藤氏は「ウチらの時だって何もやってないよ」と笑ったというが、岩清水が悩みを打ち明けると、加藤氏からは貴重な経験談とアドバイスを受けたという。岩清水は「その答えはまだ出ないけど、言われたことを実践した」と先輩の存在が支えになったという。
また阪口の師匠は北京五輪時の主将だった池田浩美氏(36)だ。もともと天才肌の阪口は2006年にTASAKI入団、そこで「ちゃんと『守備をやれ』とか『責任を持て』とか、とにかくいろいろ怒られた」。
池田氏の怒りの矛先は私生活にも及び、食生活から社会人としての振る舞いなどの教育も受けた。阪口は「のびのびやりたいようにはいかないんだなと。でも、そんな私にもちょっとは自覚が芽生えた」と言うように、五輪でもレギュラーとして活躍し、メダル獲得に貢献。大先輩の指導に感謝していた。