またしてもアノニマスがハッキング
世界的なハッカー集団であるアノニマスがこのほど、ソニーのプレイステーションネットワークから大量の個人情報を抜き取った、と発表した。海外のゲーム情報サイトでは、ソニー側が否定した、と報じられており、公式な声明発表が注目される。
Twitter、Facebookで拡散中
アノニマスによると、今回流出した情報は50GBの巨大サイズ。大量の個人情報が含まれるとみられるが、すでにTwitterやFacebookなどを通じて、世界中に拡散しつつある。
アノニマス側は公式Twitterで「プレイステーションネットワークで遊ぶなら、あなたもリスクを共有することになる」と警告している。
昨年から続くソニーvsアノニマス
プレイステーションネットワークなどソニーグループからの個人情報流出事件は、昨年4月にも発生している。
このときにはプレイステーションネットワークで7,700万件、グループ全体では1億件に上る個人のネットワークIDや名前、住所、クレジットカード番号などが流出した。
ソニー側はクレジットカード番号は暗証化されていた、と説明。また「ユーザIDとパスワードは個人情報ではない」とする見解を示したが、情報流出から1週間が経過してからの情報公開に対して、欧米では非難の声が高まり、多くの訴訟が起こされた。
原因はソニーのやりすぎ?
そもそもアノニマスがソニーを攻撃目標としたのは、カリスマハッカーであるジョージ・ホッツ氏の作成したソフトが原因である。
同ソフトは、ソニーの製品プレイステーション3で、自作ソフトを動かせるようにする「ルートキー」と呼ばれるもの。ソニー側はこれを自社が認めていない端末の改造とみなして米連邦地裁に提訴した。
さらにホッツ氏のブログにアクセスした一般ユーザの情報を開示するよう、連邦地裁に要求。これが個人の情報アクセスを制限する行動、としてアノニマスの逆鱗(げきりん)に触れたのだ。
待たれるソニー側の公式発表
ハッキングした情報を公開している、とするアノニマスに対して、ソニー側は公式の見解を発表していない。
昨年の事例でも、ソニーの見解発表はアノニマスのハッキング公表から1週間遅れた。今回のアノニマス発表についても、クレジットカード情報を心配する声は高い。
ソニーとしても、デマであるならすぐに見解を発表すべきだろう。それができないということは、ハッキングはあったもの、と推測するのが妥当といえそうだ。

◆PlayStation(R)Network
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