- [PR]
ライフ
【皇室ウイークリー】(240)両陛下、秋篠宮家でご昼食 愛子さまの発音は「ネイティブ」のよう
同席していた山崎孝明・江東区長は当時1歳。母親から、背中におぶって逃げたことを聞かされていたという。「お母様は?」と尋ねた皇后さまに、山崎区長が「おかげさまで米寿になります」と答えると、両陛下は笑顔を見せられた。
陛下は3人と懇談した後、「そうした経験を伝えていくことが大切ですね」と話された。短歌が趣味という宍戸さんは、以前に賞をもらった短歌を入れた額縁を持参。陛下がご覧になる機会はなかったが、『永らへて伝える役目我にあり 三月十日の修羅場生き延びて』という内容だった。宍戸さんは「両陛下の優しいお姿を拝見できて、生きてて良かったと感激しています。陛下がおっしゃっていたようにこの体験を伝えていきたい」と涙ながらに話した。
両陛下は、この日開催されていた江戸三大祭りの一つ「深川八幡祭り」のみこしもご覧になった。通常は3年に1度だが、昨年は東日本大震災の影響で開催されなかったため、4年ぶりの開催に。両陛下がこうしたお祭りをご覧になるのは珍しく、永代通り沿いに設けられたやぐらに姿を現すと、盛り上がりは最高潮になった。
担ぎ手たちは「わっしょいわっしょい」と大声でみこしを担いでやぐらの前にやってきたところで、「もめもめ」「させさせ」と掛け声をかけながらみこしを上下に揺らした。両陛下が笑顔で手を振られると、拍手とともに大きな歓声が上がった。立ち去られる際には「天皇陛下万歳」という声が響き渡った。
両陛下は16日、赤坂御用地の秋篠宮邸と三笠宮邸を訪問された。昼ごろ秋篠宮邸に到着し、約2時間にわたって秋篠宮妃紀子さま、長男の悠仁さまたちと昼食を取られた。秋篠宮さまはこの日、ベトナム訪問のため、成田空港から出発しておりご不在だった。秋篠宮さまはニワトリなどの家禽や家畜についての調査研究に参加し、23日に帰国される。
このニュースの写真
関連トピックス
関連ニュース
- [PR]
- [PR]