simple IV for TDA1543 5Vバージョン
simple IV for TDA1543ですが、分かる範囲で10名ほどの方々がトライされ、どなたも満足されているようで、嬉しい限りです。
そんな中、いつもお世話になっているたくぼんさんから「5V化」のご要望があり、回路を考えてみました。
*回路図は、整理のため暫く削除します。
NPNトランジスタのエミッタで、DAC出力電流を吸い出す部分はこれまでのsimple IVと同様です。今回は、電源が5Vと低いため、ダイナミックレンジを確保すべくPNPトランジスタを組み合わせてカスコード接続としました。最終的なIV抵抗は、1.5kと8Vバージョンと同じにすることが出来ました。(8Vバージョンに適用すれば1.5kを大きくできますが・・・)
音質は、8Vバージョンと同等かそれ以上です。いつものようにたくぼんさんがレポートして下さっています。(既にヘッドフォンアンプとの組み合わせレポートまで行っていますがそれは後ほど・・・)
これまでの検討で、DAC出力ピンで信号を大きく振らす抵抗IVでは、TDA1543の真価を発揮できていないということが確認できました。今では、TDA1541に迫る音質になってきたと感じています。素晴らしいDACチップだと思います。 |