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尖閣諸島に香港の活動家らが上陸した際に手にしていた台湾の「中華民国旗」を、中国紙が赤色に塗りつぶして修整して掲載していたことが16日わかった。モザイクや見出しをかぶせて中華民国旗を見せないようにする新聞もあり、批判の声が上がっている。
写真を修整したのはアモイ商報。活動家が上陸するときに手にした三つの旗のうち、真ん中が中華民国旗だった。同紙は旗の左上の紺色に白い太陽を描いた「青天白日」の部分を赤く塗りつぶし、1面に掲載。インターネット上で「良識に欠ける」と批判が高まると、同紙は「フォトショップで修整した写真を使ってしまい、読者の感情を傷つけた」と謝罪した。
また、英字紙チャイナ・デイリーは「青天白日」の部分をモザイクで目立たないよう処理し、中国国営テレビは中華民国旗が写っている部分を切り取った。武漢晨報も「釣魚島に上陸した」、晶報は「勇士に敬意を示す」と書かれた黒い太字の見出しをかぶせた。(上海=奥寺淳)