筆者は狭山茶の歴史を調べていく中で、鎌倉時代以降、旧元狭山村があった現在の瑞穂町が重要な拠点である天領であったことを再認識した。
その元天領に現在の米軍横田基地があると言っても良いのである。今の感覚から言えば、国立公園の中に米軍基地が存在する感覚である。永久に米軍基地が存在していい訳はない。もちろん、脱原発の達成のように十分な時間はかけなければいけないが、高尚な理念と強い意思を持って世界平和を成し遂げ、日本中の米軍基地を取り戻していかなくてはならないのである。
そのためには、日本人の国防へのパラダイムを転換することが必要不可欠である。
タカ派は「バカ派」 田岡俊次著『北朝鮮・中国はどれほど恐いか』 朝日新書
<引用開始>
米国は、日本に対しては中国への警戒を訴えて自国に引き付けつつ、中国に対しては日本を材料として親密になろうとする魂胆すら見える。中国の巨大市場を巡っては日米は競争関係にあるから、日中の対立は米国に有利だが、同時に米国は中国、日本双方と良好な経済関係を保つ必要がある。安全保障面でも日中が親密化することは防ぎたいが、日中が完全に対立してどちらかを選ばざるをえなくなっても困る――と考えるのは当然だ。米国では日中離間策を公然と論じる人もいれば、それはかえって損との反論も出る。秘かにささやき合うのではなく、日本人も読める雑誌などにそれが載るのがアメリカのおかしなところだ。
日本の外務省が毎年行っているアメリカ人の対日意識の世論調査では、06年には「アメリカにとりアジア地域で最も重要なパートナーは」との問いに「日本」と答えたのは、一般市民で45%、有識者で47%、「中国」と答えた人は一般市民で33%、有識者で43%だったが、政財官、メディア、学界など有識者の間では「中国」と言う人が急増しつつある。02年には「日本」が72%、「中国」が20%と大差があったが、年々「日本」と答える人が減る一方で「中国」が増加しており、まもなく逆転されそうな気配だ。中国と同様に米国でも、指導層はすでにイデオロギー的世界観から脱却していることを示す一つの例で、日本人だけが冷戦時代の既成観念にとらわれているのはまったく愚かと考えざるをえない
<引用終了>
http://zarathustra.blog55.fc2.com/blog-date-200704.html
この本の題名のように北朝鮮・中国はどれほど恐いかを再検証し、アメリカの思惑に取り込まれないための「理論武装」をしていかなくてはならないのである。
筆者は鳥越俊太郎氏と電話で30分ほど話したことがある。鳥越氏は繰り返し「日本はアメリカの言いなりになっている」と述べておられた。
週刊ポストの記事から
<引用開始>
鳥越:これは直感的なものでしかないが、霞が関や法務・検察に加え、「小沢問題」にはどうもアメリカが関わってるんじゃないかという気がしてならない。
戦後の日米関係は、歴代の自民党政権がそうであったように、アメリカの言いなりでした。毎年、アメリカから日本に「改革要望書」が突き付けられ、アメリカに都合の良いように日本の制度や法律がどんどん変えられていきました。例えば、アメリカの大手小売店が日本進出したいと思えば「大規模小売店舗法を廃止せよ」と”要望”し、日本はそれを”お説ごもっとも”と聞き入れる。その結果、日本中にシャッター通りができた。
<引用終了>
http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11292056542.html
アメリカとは友好関係を維持し続けなくてはいけないが、「軒を貸して母屋を取られる」状態が永久に続くことが、正しい友好関係であるとは到底思えない。
バックキャスティングの手法に基づき、アメリカ軍が日本からいなくなるシーケンス(順序だった立ち上げ)を考案していくことが今求められていると筆者は考えるのである。
脳力的には、日本人の方が優っている。バックキャスティングやシーケンスといった彼らの「思考の道具」を日本人が手にすれば必ずや目的は達せられる。後は「決意する」だけなのである。
アメリカ兵に強姦され自殺した母の同僚教師
http://dream333.seesaa.net/article/280074410.html