プロ格闘家よりも強い――。日本代表MF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)が堂々の武闘派宣言だ。友人でもあるK―1ファイターの佐藤嘉洋(31)に強靱な肉体を自慢し“宣戦布告”したことが判明。そんな本田は持ち味のフィジカルを駆使し、2014年ブラジルW杯まで日本代表をけん引する。
6月のブラジルW杯アジア最終予選3連戦では4得点を決めるなど、大活躍を見せ、日本代表を2勝1分けで勝ち点7というスタートダッシュに導いた。9月11日の同予選イラク戦(埼玉)を控え、再び本田の好パフォーマンスが期待される中、意外なエピソードが判明した。
かねて本田と親交のあるキックボクサーの佐藤によると、ロシア移籍後に一時帰国し、久しぶりの再会を果たした時のこと。本田は「俺も戦えるんスよ。そこらの格闘家より強いですから。ケンカには自信があるんで」と、まるで佐藤に挑戦状を叩きつけるかのような言葉で自らの肉体を自慢したという。
佐藤といえば、かつてのK―1マットで魔裟斗氏(33)のライバルとして活躍し、現在も日本人ファイターのトップに君臨する選手。さすがの佐藤も「目の前にプロがいるのに自信満々に言われちゃったんで、大したもんだと思いました…」と苦笑い。感服するしかなかったそうだ。
本田は国内トップファイターに対し、強気な発言をしたように、屈強な外国人DFにも当たり負けしない強靱な肉体を大きな武器とする。W杯アジア最終予選でも厳しい戦いが続く中、本田は試合中の小競り合いでも決してひるむことのない“武闘派”を自負。今後の戦いでも頼もしい存在だ。
そんな本田は2010年11月に佐藤がK―1MAX世界トーナメントで準優勝した際「俺らは(南アフリカ)W杯でベスト16だったけど、佐藤さんは(世界)2位だからすごい」と関係者を通じてエールを送った。ただ佐藤はブラジルW杯で優勝を狙う本田流の決意表明と受け取ったという。
世界を制するにはサッカーの巧みさだけではなく、強さも必要。その両方を兼ね備えた本田が今後も日本代表をけん引するはずだ。