NHK愛媛県のニュース　松山放送局

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６５匹すべて新しい飼い主へ

先月、松山市のペットの販売業者が手放した約６０匹の小型犬は、すべての犬に新たな飼い主が見つかり、引き取られました。
先月、松山市のペットの販売業者が、経営が立ちゆかなくなり、チワワやシーズーなどの小型犬６５匹を市に引き取るよう求めました。これを受けて、松山市は、ＮＰＯ法人「えひめイヌ・ネコの会」と協力して新たに飼育できる人を探したところ、６５匹すべてに新たな飼い主が見つかったということです。
１７日はＮＰＯ法人代表の高岸ちはりさんが最後の２匹をひきとった理学療法士、水本圭祐さんの自宅を訪れ、犬を譲る契約を交わしました。
高岸さんは「今回は多くの人たちの協力で無事にすべての犬を引き取ってもらいほっとしている。今回のように犬を飼えなくなった業者が無責任に手放すケースも全国的に増えているのでこうした行為をなくすよう努力していきたい」と話していました。
今回引き取られた犬は、衛生状態が悪い中で飼育されていたため、ほとんどが病気をしたりけがをしていたということです。
市の生活衛生課では犬が新たな飼い主のもとで、適切に飼育されているか今後も調査を行うなどして把握に努めることにしています。

08月17日　18時22分

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