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党員・サポーターの解約願が殺到- ゲンダイネット(2012年8月17日10時00分)

  民主党本部がアタマを抱えている。

 「小沢元代表のグループが集団離党して以来、党員・サポーターの解約願が殺到しているのです」(民主党関係者)

  その多くが、「小沢を応援するために党員になったのだから辞める。登録料も返して欲しい」という問い合わせだという。

  民主党が7月末に発表した今年度の党員・サポーター登録者数は34万4837人(5月末現在)で、前年度比14%も増加。このうち、かなりの数が「小沢サポーター」なのである。

  小沢の地元・岩手県連の登録者数は1万3574人。前年度は2753人だったのに、一気に1万人以上も増やした。小沢は今年9月の代表選での「野田降ろし」を見据え、年頭からグループ議員に党員・サポーターの獲得を指示していた。

 「党員・サポーターの資格は申し込み手続きが完了した日から1年間。党費は党員が6000円、サポーターが2000円ですが、いずれも民主党本部に入るのは1000円だけで、残りは申し込み手続きをした総支部に入ります。総支部の代表者が離党などで党籍を失った場合も、原則として登録料は返却されません。せっかく代表選の投票権があるのだから、そこで意思表示をしていただければと思います」(前出の民主党関係者)

  グループ議員が集めた全国の党員・サポーターを通じて、小沢は今なお民主党に対する影響力を持っていることになる。

  ちなみに、野田首相のお膝元である千葉県連の党員・サポーター登録者数は前年度比524人減。全国の都道府県連で最大の減少幅だった。情けない話だ。この体たらくで再選狙いとは、厚かましいにも程がある。

 (日刊ゲンダイ2012年8月14日掲載)

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